ツルハnews|第1四半期は売上高6%/経常利益14%増で増収増益
ドラッグストアチェーン第1位の(株)ツルハホールディングス(札幌市、堀川政司社長)が、2018年5月期の第1四半期決算を発表した。
ツルハホールディングスは、(株)ツルハ(札幌市東区、鶴羽順社長)、(株)くすりの福太郎(千葉県鎌ヶ谷市、小川久哉社長)、(株)ツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本(広島市西区、村上正一社長)、(株)レデイ薬局(愛媛県松山市、三橋信也社長)の事業会社4社で構成される。
5月16日~8月15日までの3カ月間の連結業績は、売上高1560億5600万円(前年同期比6.0%増)、営業利益107億5400万円(15.6%増)、経常利益111億5900万円(14.2%増)、純利益69億8500万円(11.6%増)となり、増収増益となった。
営業利益率は6.9%、経常利益率は7.2%だった。
期間中はカウンセリングを主体とした接客サービスの徹底、顧客のニーズに対応する高付加価値商品のカウンセリング販売に注力した。また食品売場を中心に既存店舗の改装を進めるなど、戦略的な営業施策を実施した。さらにPB「エムズワン」「メディズワン」の競争力・ブランド価値向上のため、デザインを統一して視認性を高め、新パッケージを導入した。
店舗展開は、ドミナント戦略に基づいて地域集中出店と既存店舗のスクラップアンドビルドを積極的に行っている。この3カ月間で26店舗の新規出店を果たし、16店舗の閉店を実施した。その結果、8月15日段階のグループ店舗数は直営店で1765店となった。
通期では、売上高6000億円(前期比4.0%増)、営業利益390億円(10.5%増)、経常利益403億4000万円(9.5%増)、純利益247億4000万円(6.5%増)を計画している。
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