USMHnews|9月全店売上高1.0%増、マルエツは全店既存店ともにプラス
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(株)(東京都千代田区、藤田元宏社長)は、9月度の売上高速報を発表した。
売上高は560億2900万円(前年同月比1.0%増)の増収。既存店売上高は▲0.1%、客数は▲0.2%、客単価は0.1%プラスだった。
以下、客数と客単価の前年比はいずれも既存店に対するもの。
(株)マルエツは、売上高が299億9000万円(1.1%増)、既存店は1.0%増、客数が0.7%増、客単価は0.4%増と、全店、既存店ともに前年同月を上回り好調だった。
(株)カスミは売上高が225億1200万円(1.4%増)、既存店売上高は▲1.8%、客数が▲1.5%、客単価は▲0.4%である。こちらは全店は増収だったが、既存店は売上高、客数、客単価すべて前年同月を下回った。
マックスバリュ関東(株)は売上高が35億2600万円(▲1.5)、既存店売上高は1.2%増、客数は▲0.9%だが、客単価は2.1%増という結果。
全店売上高をみるとグループとしては増収。マルエツ、カスミはプラスで、マックスバリュ関東はマイナスだった。しかし既存店売上高をみると、グループとしてはマイナス計上。マルエツ、マックスバリュ関東が前年を上回り、カスミは前年に届かなかった。結果、マルエツが全店売上高、既存店売上高、客数、客単価すべてプラスで好調だったといえる。
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスは、2015年3月2日、マルエツ、カスミ、マックスバリュ関東を事業会社とする共同持株会社として設立。関東1都6県にわたりスーパーマーケットを展開している。
2020年に売上高1兆円、1000店舗体制を目指すが、グループの営業収益は2017年2月期6848億円。グループ全体の店舗数は、2017年4月21日現在で505店舗となっている。
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