サミットnews|2017上半期3期連続過去最高で1425億円/経常利益37億円

サミット(株)(東京都杉並区、竹野浩樹社長)は2018年3月期決算を発表した。

4月から9月までの上半期の連結業績は営業収益1425億2400万円(前年同期比3.6%増)、売上高1366億8500万円(3.0%増)、営業利益38億5700万円(11.0%増)、経常利益36億9500万円(9.7%増)の増収経常利益増で、過去最高を記録した。

中期純利益は前期に土地の売却益があったことから過去最高とはならなかったが、26億1200万円の1.9%増だった。

3期連続の増収で、営業利益に至っては二ケタ増で4期連続で増益となった。

売上高利益率は2.8%、同経常利益率は2.7%。

単体決算ではサミット(株)は営業収益1378億5300万円(3.9%増)、売上高1315億1300万円(3.3%)、営業利益36億7200万円(11.0%増)、経常利益35億1500万円(2.7%増)、純利益24億9600万円(1.9%増)と、3期連続最高を達成した。営業利益も二ケタの伸びだ。

既存店の売上高は2.9%増。客単価はわずかに0.3ポイント前年を下回ったが、客数が3.2%と伸長した。

部門別売上高も全部門で前年を上回った。
青果0.4%、鮮魚1.7%、精肉4.0%と生鮮三部門で461億8900万円(1.9%増)。惣菜5.7%、インストアベーカリー6.5%、惣菜&インストアベーカリーは145億3300万円(5.8%増)。加工食品3.8%、菓子4.9%、デイリー4.6%とその他の食品は67.6%、売上対比営業総利益率は32.4%。

子会社の(株)サミット・コルモは営業収益54億8500万円(3.3%減)、営業利益1億8500万円(10.0%増)、経常利益1億7900万円(9.5%増)、純利益1億1500万円(14.5%)と、減収増益。

「アパレルが厳しい状況の中、純利益は2番目に良い数値」と高橋真人取締役常務執行役員。

竹野浩樹社長は「前年同期比103%と高い巡航高度で推移している。お客さまからの支持だと捉え、私自身も社員も自信になっている。社員が楽しんで働く。新事業ビジョンを掲げて新たな施策を打ち出した。それが客数増に結びついている。描いた通りのことが起こっている」と自信をのぞかせる。

サミットはビジョンとして「日本のスーパーマーケットを楽しくする」を掲げる。今期は自由奔放な販促施策を打つ。「総菜選挙」「サミットドラフト会議セール」「マル秘セール」とSNSで次々に話題をさらっている。これが部門横断型の新たなマーチャンダイジング(MD)を生みだし、結果、部門連係を深めている。それが「地域期別MD、個店別MDへ向かう前段階」と竹野社長。

サミットがさらに好循環で回りだした。

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