西松屋チェーンnews|11月既存店売上高9.5%減/客数8.2%減が原因
(株)西松屋チェーン(兵庫県姫路市、大村社長)が2018年2月期の11月営業速報を発表した。期間は10月21日から11月20日。
全店レベルの売上高は前年同期比5.9%減、客数が4.5%減、客単価が1.5%減。既存店レベルでは、売上高は9.5%減、客数が8.2%減、客単価が1.4%減となった。
11月は月度の前半において、台風の影響や、昨年と比べて、気温が高めに推移したことなどから売上高は苦戦した。月度の後半において、気温の低下に伴い、子ども衣料の冬物商品を中心に売上高が大きく伸長したが、11月の既存店売上高は前年を下回る結果となった。天候要因とはいえ、既存店客数が大きく落ち込んでいるのが気がかりだ。
11月の出店は11月3日にイオンスーパーセンター手稲山口店(札幌市手稲区)、11月9日に北見三輪店(北海道北見市)、11月10日にハローズ東広島モール店(広島県東広島市)、11月16日にガーラタウン青森店(青森県青森市)、イオンタウン観音寺店(香川県観音寺市)の計5 店舗。2017年度では9カ月で33店舗を新設している。積極的な出店政策をとる一方、11月は閉店がなく、11月20日時点の総店舗数は937店舗となった。
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