ツルハnews|第3Q 食品強化で売上高4881億円12%・経常利益14%増収増益

(株)ツルハホールディングス(北海道札幌市、堀川政司社長)が2018年5月期の第3四半期決算を発表した。

売上高4881億4600万円(前年同期比12.4%増)、営業利益312億7600万円(13.5%増)、経常利益324億1400万円(12.6%増)、四半期純利益199億0100万円(5.2%増)と二桁の増収増益だ。

営業利益率は6.4%、経常利益率は6.6%といいレベルだ。

ドラッグストア業界は、出店増や低価格販売で競争が一層激化するなか、企業の統合・再編の動きも強まっている。

こうした環境のなか、ツルハホールディングスは二つの施策を進めている。一つは高付加価値商品のカウンセリング販売だ。もう一つは、高齢化や競争激化に伴って商圏が縮小しているため、集客力のある食品売場を既存店改装時に積極的に導入していることだ。

またプライベートブランド「エムズワン」「メディアワン」のデザインを統一し、視認性を高めた新パッケージへ順次変更している。

2017年9月29日付けで(株)杏林堂グループ・ホールディングスを子会社化した。これにより静岡県内にドラッグストアおよび調剤薬局のネットワークを確立した。

その結果、新規出店が90店、杏林堂店舗が78店、閉店が28店舗で、2月末時点の店舗数は1895店となった。このうち調剤薬局は491店。

検索ワード:ツルハホールディングス 杏林堂 エムズワン メディアワン 

関連カテゴリー

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧