イオンnews|仏オーガニック・スーパーマーケット「ビオセボン」に2割出資
イオン(株)(千葉市美浜区、岡田元也社長)は、フランス国内に拠点を置いてオーガニック・スーパーマーケットを展開するBio c’ Bon SAS社(以下BCB社)へ出資する。同社の19.9%分の株を数十億円で取得するとみられる。
イオンは、BCB社を傘下にもつMarne &Finance Europe社と、日本におけるオーガニック・スーパーマーケットの展開と市場開拓を目的として、2016年5月に共同出資会社、ビオセボン・ジャポン(株)を設立している。
ビオセボン・ジャポンは国内1号店となる「麻布十番店」を2016年12月に開店。2018年からは新規出店を加速させ、中目黒店、外苑西通り店、新百合ヶ丘店、碑文谷店、東武池袋店、赤坂店、そして12月14日にオープンする横浜元町店の7店舗を展開している。
イオンはBCB社に出資することで、BCB社がもつ革新的な商品開発力や生鮮のバリューチェーン、在庫管理システム、IT・物流などのノウハウを積極的に活用していく。
また、BCB社は戦略委員会を新たに設置する。イオンでは委員を一名派遣する。両社は、日本とフランスにおけるオーガニック商品開発やサプライチェーン構築等の事業戦略の議論を深め、連携を進めていく。
■Bio c’ Bon SAS 概要
本社/フランス、パリ市
代表者/Thierry Chouraqui(ティエリー・シュラーキ)
従業員数/1400名(2018年11月時点)
店舗数/120店舗(2018年11月時点)
主要事業/フランスにおけるオーガニック・スーパーマーケットの展開