ローソン&H2Onews|包括業務提携契約/店舗・商品など多岐分野で協業

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(株)ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)は5月7日(金)に、エイチ・ツー・オー リテイリング(株)(大阪市北区、荒木直也社長)と、「両社の強みを活かした企業価値の向上、およびサステナブルなマチづくりの強化」を目的にした「包括業務提携契約」を締結した。

関西を中心に百貨店やスーパーマーケットを展開するH2Oと、関西発祥であり全国に約1万5000店の店舗網を持つローソンが提携することで、両社グループが持つ強みを活かし、地域とお客の利便性向上につながるシナジー効果を生み出せると判断。

一方、H2Oではローソンとパートナーシップを組むことで、関西における消費・サービスのマーケットシェア拡大を図る「関西ドミナント化戦略」を具現化し、「店舗・商品起点」の従来のビジネスモデルから「顧客起点」へのモデルへと転換していくことを目指す。

両社は今後部会等を設け、商品・物流、マーケティング、サステナビリティなどさまざまな領域で具体的な協議を進めていく。すでにH2Oグループの(株)アズナスが運営する駅売店・コンビニの「アズナス」全98店をローソンブランドに7月26日より順次転換する。また百貨店EC商品をローソン店頭で受け取れる体制を2021年度下期中にスタートさせる予定だ。

■提携の内容
(1)業務提携の内容
① 両社の店舗開発(「アズナス」のローソンへのブランド転換含む)の協業に関する事項
② 両社の商品・物流の協業に関する事項
③ 両社のマーケティング分野での協業に関する事項
④ 両社のデータ活用および新サービス開発の協業に関する事項
⑤ 両社のサステナビリティの協業に関する事項
(2)現時点での合意事項
① エイチ・ツー・オー リテイリングのグループ会社である(株)アズナスが運営する駅売店・コンビニの「アズナス」(全98店)の「ローソン」へのブランド転換(7月26日より順次)
② 百貨店EC商品のローソン店頭での受け取り(2021年度下期中にスタート目標)

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