スギnews|タイで合弁会社設立/アジアでのヘルスケア事業拡大目指す
スギホールディングス(株)(愛知県大府市、杉浦克典社長)は合弁会社「SUGI BLEZ (THAILAND) CO.,LTD.」(所在地:Bangkok, THAILAND)を設立した。
連結子会社である(株)Sトレーディング、およびその子会社であるSUGI BLEZ HOLDINGS (THAILAND) CO., LTD(山本剛史社長)、BLEZ ASIA Co.,Ltd. (所在地:Bangkok, THAILAND、飯田直樹社長)と共同出資により設立した。
スギは調剤薬局・ドラッグストアの経営・運営ノウハウやグループ開発商品を中心とした商品供給力を活かして、日本国内のみならず、アジア地域での事業展開を推進している。現在18カ国のパートナー企業と取引関係があり、そのうち台湾・マレーシア等をはじめとする11か国では、現地の有力企業と資本提携または業務提携をしている。
提携各国のパートナー企業と強い信頼関係を築き、調剤薬局・ドラッグストアの経営・運営ノウハウを活用した店舗出店や、約1200 SKUのグループ自社開発商品を含む、8000 SKU以上におよぶ取引可能な日本製品の供給など、多くの共同事業を通して高いシナジーを生んでいる。
今後も、その他アジア各国でも志を共にする現地の有力企業と協業し、アジア全体の健康増進に貢献できるよう、さらなるネットワーク拡大を目指す。
BLEZ ASIA Co.,Ltd.は2012年の設立以来、「最高品質の医療サービスを通して健康をサポートすること」を目的とし、タイのバンコクを中心に薬局事業やクリニック事業等を展開している企業。日本人常駐の薬局やクリニックを展開し、現地駐在の日本人からは、特に高い信頼を獲得している。
また、ヘルスケアを中心とした商品のOEM製造、タイFDA申請登録、輸入販売など多岐にわたる事業を展開していて、地域の医療インフラを支える企業としての名高いポジションを確立している。グループ全体で約 30 店舗(オンライン含む)を展開し、年間10万人以上の患者が利用している。
小売実績では、タイFDA商品登録、及び輸入実績はこれまでに約 600 品目を数え、グループ内店舗での商品販売はもちろん、日系大手小売(コンビニ・スーパー・デパート等)、現地大手小売企業への卸実績も多数有している。合弁会社の設立を通じ、タイ国内における事業の推進、およびさらなる拡大のより効率的かつ強力化を図るとともに、ミャンマー・ラオスなど、周辺ASEAN加盟国への事業拡大を進める。