ローソンnews|春の行楽に向けオリジナルブランド「おにぎり屋」を一新
(株)ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)は、春の行楽シーズンに向けて、おにぎりのオリジナルブランド「おにぎり屋」を一新する。4月10日(火)から全国のローソン店舗1万3187店(2018年2月末時点)で展開する。
おにぎり屋は2002年11月から販売しているローソンのオリジナルブランド。昨年10月に15年ぶりにご飯、海苔、塩の製法や管理方法や、具材を全面刷新した。
刷新後の2017年11月から2018年2月までの販売額は前年対比約1割増と好調に推移している。
今回は、ご飯と海苔の食感を改良した「手巻きおにぎり」シリーズと、ご飯の味付けや具材量を変えた「混ぜ込みごはん・直巻おにぎり」シリーズをリニューアルする。
手巻おにぎりは、ごはんを“新・ふっくらつつみ製法”に改良。おにぎりの成型時とフィルム包装工程時にかかっていた圧力を低減させることで、ごはんの重量は変えずに、おにぎりの厚みを約10%アップさせて、ふっくらとした食感に仕上げている。
混ぜ込みごはん・直巻おにぎりのご飯は、具材のおいしさを引き出すために、北海道産利尻昆布・北海道産真昆布・鹿児島県産枕崎本枯節からとったダシで炊き込んでいる。また人気定番商品3品「和風シーチキンマヨネーズ」「胡麻さけ」「わかめごはん」は、具材量を25%~50%増量した。
ゴールデンウィークを前に、コンビニ大手はおにぎりの改良や新アイテム投入を図っている。行楽や旅行、帰省の移動時におにぎりが重宝されて実際、売れるからだ。だから改良したおにぎりを今からお客に訴求する。そして、ゴールデンウィークに売りのピークをつくる。これは「早仕掛け」の定石手法だ。