ケーヨーnews|自家消費型ソーラーカーポート導入/12月八街店で稼働開始

(株)ケーヨー(千葉県千葉市、醍醐茂夫社長)と、グリーン電力に特化した電力会社の(株)afterFIT(東京都港区、谷本貫造社長)は、自家消費型ソーラーカーポートを使ったコーポレートPPA(Power Purchase Agreement=電力販売契約)の店舗への導入について基本契約合意書を締結した。

afterFITのソーラーカーポートPPAは、工場や店舗などの大型駐車場に「屋根付きの太陽光発電」を設置し、CO2 排出量ゼロの自家消費電力を利用できるサービス。顧客企業側は初期負担ゼロで導入・設置することができる。

ソーラーカーポートの導入により、ケーヨーは店舗で消費する電力の一部を再生可能エネルギーに切り替えると同時に、屋根付き駐車場を設置することで、雨天時の顧客利便性を向上させることが可能となる。

ソーラーカーポートを設置する1号店はケーヨーデイツー八街店(千葉県八街市)。既存の駐車場82区画分1050㎡(約318坪)にソーラーカーポートを設置する。総発電容量はおよそ250kWで、同店の消費電力の約4割をまかなえる計算だ。12月から八街店で自家消費を開始する。

今回設置するソーラーカーポートは、afterFITが独自開発した前方に支柱のない 「二本足」タイプ。駐車の際に柱が邪魔にならず、車両ドアの開閉にも影響しない仕様となっている。

afterFITはメガソーラーを含む太陽光発所を200MW以上つくってきた実績があり、その部材調達ノウハウや社内の設計・土木技術を活用し、トータルのコスト削減を実現させている。また、発電所の保守・運用や小売電力事業も手掛けているため、導入後のメンテナンスもafterFITが一貫して担う。

同社は八街店への導入を皮切りに、導入効果を確認しながら、他店舗についてもソーラーカーポートの導入・展開を進めていく計画だ。

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