イオンリテールnews|正月商戦は「福カート&大型生本まぐろ」企画

イオンリテール㈱南関東カンパニー(支社長:取締役 常務執行役員 浜口 好博)の正月商戦が面白い。

一つは初売りの福袋として家計を応援する「生活応援福カート」企画。食品でも消費頻度の高い調味料や食用油、菓子などを厳選して、買物カートに10点前後の商品を積んだ状態で販売するというもの。昨年も取り組んだこの「福カート」だが、2023年は千葉・東京・神奈川・山梨の「イオン」「イオンスタイル」78店舗で、昨年の5割増しとなる3000カート分を用意する。

円安や原材料高による物価高を受けて顧客の生活防衛意識が高まっている。それに対応する初売り企画だ。ほかにも農産物やスナック菓子の詰め放題企画など、生活応援企画を展開する。

二つ目は、「お正月後」も商機があるとして、 豊洲市場初荷の魚体150kgの「大型生本まぐろ」の販売だ。味と値ごろ感のある「養殖もの」の生本まぐろは、年明け3日に水揚げされ、4日に豊洲市場に運ばれ、5日に初出荷される。この生本まぐろを東京・神奈川・千葉・山梨の「イオン」「イオンスタイル」81店舗で、6日から販売する。

豊洲市場の初競りの本まぐろは天然物が中心だ。この時期の養殖の生本まぐろは飲食店の営業が本格化するまで引き合いが少なく、相場が安定している。これに着目して「長崎県産生本まぐろ(養殖)」を調達する。通常イオンで扱う本まぐろの2倍、150㎏ほどの魚体となる。行動制限のない正月明けの需要を見越して前年同時期の10倍の量を確保・販売する。しかも100g当たり、赤身798円、中とろ980円、大とろ1380円(すべて税別)と昨年比3割程度安く提供する。

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