イオンニュース|10周年のWAON、「ご当地WAON」累計寄付金9億8414万円

イオン(株)の電子マネー「WAON」が今年4月で10周年を迎えた。累計発行枚数は約6450万枚、年間利用金額は2兆円を超えた。またイオングループ内のみならず、加盟店開発を継続したことで、利用箇所は28万7000箇所まで拡大した。

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2009年には、地域経済の活性化や観光振興、子育て支援などに役立てる目的で、利用金額の一部を自治体などに寄付する「ご当地WAON」の発行を開始した。観光名所やマスコットキャラクターなど、地域色あふれるデザインで、全国で130種類(2017年3月末時点)、累計寄付金の総額は 9億8414万円となった(2017年2月時点)。イオンは2017年3月末現在で全国の101自治体と包括協定を結んでいて、地元の商店街などが地域共通ポイントカードとしてWAONを採用している。

[ご当地WAONの一例]
子育て支援を推進~山形さくらんぼWAON
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「山形さくらんぼWAON」は、2017年3月末現在、8万2702枚発行している。2011年の発行から寄付金の累計額約1800万円が山形県に寄付されている。2013年からこの寄付金は、毎年やまがた社会貢献基金協働助成事業として、県内の子どもの健全な育成活動に役立てられている。たとえば、2016年は、地域のお年寄りから子どもたちに、伝統料理を教える教室、自然の中での宿泊体験、認知症サポーター養成講座などが開催された。

地域活性化を推進~とまチョップWAON
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「とまチョップWAON」は、2017年3月末現在で2万5212枚が発行されている。苫小牧市商店街振興組合連合会が運営し、地域活性化を目的とした社会貢献活動やウォーキングなどの健康増進活動などにポイントを付与するサービス提供をしている。

またご当地カードだけでなく目的に合わせたさまざまな「WAONカード」がある。55歳以上限定の「G.G WAON」やJALのマイルが貯まる「JMB WAON」、クレジット・キャッシュカードと一体化した「イオンカードセレクト」などで、それぞれに特典がある。またJリーグファンの「サッカー大好きWAON」や外国人観光客に人気の「SAPPORO雪ミクWAON」、熊本地震の復興を応援する「熊本復興WAON」など、目的にあわせて選ぶことができる。

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2017年4月28日(金)~5月21日(日)までポイントや景品などが抽選で当たる10周年キャンペーンを実施する。

検索ワード: イオン  WAON  電子マネー  自治体  寄付金

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