3月6業態統計まとめ｜外食産業など5業態は増収･スーパーマーケット減収

2019年3月の主要業態別売上高が出揃った。百貨店、総合スーパー、スーパーマーケット、コンビニエンスストアの小売り主要4業態に、ショッピングセンターと外食産業を加えた動向を概観する。外食産業は全店ベース、他は既存店ベースの数値だ。

3月の売上高は6業態中5業態が前年同月を上回った。
伸長率の高い順に並べると、外食産業2.8％、ショッピングセンター2.2％、総合スーパー0.5％、百貨店0.1％、コンビニ0.03％。

唯一、スーパーマーケットだけが前年に届かず0.5％の減収だ。

外食産業とショッピングセンターは、日曜日が1日多い曜日まわりと天候が安定したことを好調要因としている。総合スーパーとスーパーマーケットは青果の相場安もあるが、水産品は回復傾向だ。百貨店は高額品やインバウンドが牽引した。コンビニはカウンター商材などが引き続き好調で、客数は減少したが、わずかながら売上げ増となった。