1月チェーンストア統計|1兆44億円2%減、気温高めで季節商品苦戦

日本チェーンストア協会が発表した加盟企業の1月の総販売額は1兆0044億2828万円。前年同月比2.0%減だ。加盟企業55社、1万0543店集計した数値である。

売上構成比の約66.6%を占める食料品は6589億1557万円と前年同月に比べて0.1%減少した。惣菜は1.9%増、水産品1.0%増となった。一方、農産品は1.8%減、畜産品は0.7%減、その他食品は0.2%減だった。

衣料品は684億6218万円で8.0%減。婦人衣料は8.4%減、紳士衣料は11.6%減。

売上構成比20.4%の住関連は2047億7320万円で前年比6.2%減。日用雑貨品0.4%減、医薬・化粧品2.1%減、その他商品9.8%減、家具・インテリア12.8%減、家電製品15.0%減、とすべてが前年同月を下回った。

サービスは21億8980万円で5.7%減。その他は700億8753万円で0.4%減だった。

1月は食料品には相場安があった。農産品は動きが鈍かった。衣料品、住関品も気温が高めで推移したことで苦戦し、食料品、衣料品、住関品とすべて総販売額の前年同月比がマイナスとなった。

<部門別の概況>
・食料品  6589億円 (店舗調整前)93.2% (店舗調整後)99.9%
・衣料品   684億円 (店舗調整前)82.4% (店舗調整後)92.0%
・住関品  2047億円 (店舗調整前)90.9% (店舗調整後)93.8%
・サービス  21億円 (店舗調整前)82.7% (店舗調整後)94.3%
・その他   700億円 (店舗調整前)99.8% (店舗調整後)99.6%

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