日本惣菜協会news|2023年度惣菜市場11兆円/食品スーパーがシェア伸ばす
一般社団法人日本惣菜協会(東京都千代田区、平井浩一郎会長)の調査によると2023年度の惣菜市場規模は10兆9827億円(前年対比104.9%)と11兆円目前となった。新型コロナウイルス感染拡大前の2019年比では106.4%となり、2020年に10兆円を割り込んだ市場は完全に回復した。
業態別の前年比では食料品スーパー105.7%が最も高く、次いでコンビニ105.6%、総合スーパー104.4%、惣菜専門店103.9%となっている。市場規模は依然コンビニが最も大きく3兆4631億円、次いで食料品スーパー3兆2586億円、惣菜専門店2兆9426億円と続く。
業態別構成比では2021年比で惣菜専門店が0.4%(27.2%→26.8%)のダウン、総合スーパーが0.1%(9.0%→8.9%)、コンビニが0.2%(31.7%→31.5%)のシェアダウンである。それに対して食料品スーパーだけが0.6%(29.1%→29.7%)のシェアアップとなっている。