4月労働力調査|就業者数6750万人/卸売業・小売業の就業者前年比5万人増

総務省統計局が2024年4月の「労働力調査」を発表した。就業者数は6750万人で、前年同月に比べて9万人増加した。21カ月連続で増加している。

正規の職員・従業員数は3666万人で、前年同月に比べて2万人増加した。一方、非正規の職員・従業員数は2084万人で、前年同月より20万人増加。

「卸売業,小売業」の就業者数は1035万人で、前年同月に比べて5万人増加している。

就業者が増加した主な産業は「宿泊業,飲食サービス業」、「情報通信業」、「教育,学習支援業」など。一方減少した産業は「製造業」、「生活関連サービス業,娯楽業」、「金融業,保険業 」などだった。

就業率は61.4%で、前年同月に比べ0.2ポイント上昇。15~64歳の就業率は79.1%で0.2ポイント上昇している。

完全失業者数は193万人で、前年同月に比べて3万人増加した。2カ月ぶりの増加だ。完全失業率(季節調整値)は2.6%で、前月と同率。求職理由を前年同月と比べると、「勤め先や事業の都合による離職」が3万人減少した一方で、「自発的な離職(自己都合)」が6万人増加した。「新たに求職」が前年同月と横ばいだった。

関連カテゴリー

統計 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧