11月労働力調査|就業者数は6814万人28カ月増加、「卸売業・小売業」1049万人

総務省統計局が2024年11月の「労働力調査」を発表した。

2024年11月の就業者数は6814万人。前年同月に比べ34万人の増加だ。28カ月連続の増加となる。男女の内訳では男性は3704万人と8万人の増加。女性は3110万人で、27万人の増加。

ちなみに、非労働力人口は4012万人と、前年同月に比べ43万人減少した。33カ月連続の減少で、就業する人が増えている。

正規の職員・従業員数は3675万人。前年同月に比べ65万人の増加。13カ月連続して増加している。一方、非正規の職員・従業員数は2152万人。前年同月に比べ6万人の減少。2カ月ぶりの減少だ。

主な産業別就業者数を見ると、最も多いのは「卸売業・小売業」1049万人で、前年に比べて4万人減少している。一方増加したのは「サービス業(他に分類されないもの)」、「教育,学習支援業」。

完全失業者数は164万人。前年同月に比べ5万人の減少。4カ月連続の減少。雇用状況は改善している。完全失業率(季節調整値)は2.5%。前月と同率だ。

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