6月スーパーマーケット統計|売上高1兆0769億円4.6%増/既存店3.2%増

一般社団法人日本スーパーマーケット協会(JSA)、オール日本スーパーマーケット協会(AJS)、一般社団法人全国スーパーマーケット協会(NSAJ)の3団体が、2025年6月の販売実績速報を発表した。6月は3団体会員企業のうち、パネル270社の8401店舗を集計している。

総売上高は1兆0768億8802万円で、前年同月比は全店で104.6%、既存店で103.2%だった。2023年2月以降、29カ月連続増となっている。

売上げの内訳は、食品が9864億4394万円で105.0%、既存店100.5%。非食品が674億0245万円で100.3%、既存店が99.6%と前年に及ばず。その他が230億4201万円で102.3%、既存店が101.8%だった。

また食品の内訳は、生鮮3部門の合計が3515億8119万円で既存店100.5%増。そのうち青果は1429億9098万円で99.7%、水産は861億2156万円で99.5%といずれも前年に及ばず。畜産は1224億6865万円で102.3%。惣菜は1174億5151万円で103.7%、日配は2214億4883万円で103.8%、一般食品が2959億6241万円で106.9%。

エリア別では、北海道・東北地方が既存店102.3%、関東地方が104.2%、中部地方が101.9%、近畿地方が102.6%、中国・四国地方が103.9%、九州・沖縄地方が102.7%。全エリアで前年をクリアした。

そして保有店舗数別では、1~3店舗が101.0%。4~10店舗は102.5%、11~25店舗は103.7%、26~50店舗が102.9%、51店舗以上が103.3%。規模別による大きな差は見られない。

6月の1店舗当たりの平均月商は1億2819万円、売場1㎡当たり売上高は7.6万円だった。

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