6月日生協統計|総供給高2420億円3.1%増/店舗・宅配ともに前年超え
日本生活協同組合連合会(東京都渋谷区、新井ちとせ代表理事会長)が、2025年6月度の供給状況(売上高)を発表した。全国の60主要生協の実績をまとめたもの。
総供給高は2420億4600万円で、前年同月比は3.1%増加した。店舗供給高は780億7900万円で3.4%増、宅配は1594億9000万円で2.9%増。また、その他供給高は44億6500万円で5.6%増だった。
店舗供給高は、2023年4月度から28カ月連続プラス。また客数、客単価も前年を上回っている。
部門別では、米は備蓄米取り扱いの影響で点単価は下がる傾向だが、販売点数は増加し、前年同月比で伸長している。畜産、惣菜、日配、加工食品、菓子飲料が前年を超過した。
宅配は、利用人数が前年に届かなかったものの、2.9%増だった。引き続き、米の販売単価が客単価を押し上げている。