マイボイスnews|冷凍食品に関する調査/利用者は85%

マイボイスコム(株)(東京都千代田区、高井和久社長)が、11回目となる「冷凍食品の利用」に関するインターネット調査を実施した。10月1日~10月7日に MyVoice のアンケートモニターに対して行われ、回答者数は1万1204人だった。

■冷凍食品の利用頻度
冷凍食品の利用者は85.0%、週に2~3回利用している人が22.3%でボリュームゾーンとなっている。週1回以上利用している人は5割強、冷凍食品利用者に限ると6割強。

■直近1年間に利用した冷凍食品、常備してある冷凍食品
冷凍食品利用者に、直近1年間に利用した冷凍食品や常備してある冷凍食品を聞いた。利用した冷凍食品(複数回答)は、「麺類」「中華系の軽食・おかず」「米飯類」が各50%台、「あげもの類」「野菜類」が各4割弱。

女性では「野菜類」が5割強と高く、男女差が大きくなっている。その他、「果物類、カットフルーツ」「水産素材」「精肉素材」など素材の冷凍食品も女性で比率が高くなっている。

常備してある冷凍食品(複数回答)は、「麺類」が41.1%、「米飯類」「中華系の軽食・おかず」が各3割強、「野菜類」「あげもの類」が各20%台。「野菜類」は女性40~70代で4割前後、「お弁当用」は女性40~50代で高くなっている。

■冷凍食品の利用場面
冷凍食品を利用する場面(複数回答)は、「夕食」が利用者の63.9%、「昼食」が51.4%、「食事を簡単に済ませたい」「料理をつくるのが面倒」「すぐ食べたい」が各20%台。

女性で比率が高い項目が多く、「お弁当」「料理を作るのが面倒」は女性30~50代、「食事を簡単に済ませたい」は女性30~40代で高くなっている。

「ふだんの食事のメニューとして」「おかずの品数を増やしたい」も男女差が大きくなっている。

■冷凍食品の利用理由
冷凍食品を利用する理由(複数回答)は、「保存がきく」が利用者の55.4%、「すぐにできあがる」「手順が簡単」が各5割弱、「調理や後片付けの手間が省ける」「少量必要なときに便利」が各30%台。

「少量必要なときに便利」「保存がきく」や、素材の冷凍食品は「必要な分だけ使えて無駄がない」「下ごしらえが不要」は男女差が大きくなっている。「おいしい」は若年層、「少量必要なときに便利」「保存がきく」「必要な分だけ使えて無駄がない」は高年代層で比率が高くなっている。

■冷凍食品の利用意向
今後、冷凍食品を積極的に利用したいと回答した人は、「できるだけ幅広く、積極的に利用したい」「便利な部分は積極的に利用したい」を合わせて5割強。

女性は6割強と男性(5割弱)より高く、特に女性30~50代で顕著となっている。また、冷凍食品を週2~3回以上利用している層でも8~9割と高くなっている。

「その冷凍食品を気に入っている理由」についての回答者のコメントは、5539件寄せられた。そのうちの主なものは以下の通り。
•たい焼きの冷凍は、まるで本物のようなクオリティ。(男性35歳)
•大阪王将のギョーザ。油、水、フタいらずで簡単につくれておいしい。(男性64歳)
•やきおにぎり(NISSUI)。一個が少量なので、小腹がすいたとき便利である。トレー付きなのもグッドアイディア。(男性75歳)
•冷凍フルーツ。旬ではない果物をヨーグルトなどに入れておく。冷凍だと季節に関係なく食べることができ、また、常備することができるから。(女性32歳)
•冷凍かぼちゃがとてもおいしい。チャーハンや小籠包、からあげ、ワンプレートグリルなども非日常感があっていい。冷凍ピザも最近はハイクオリティでおいしい。ゴミがたくさん出ることだけが、環境に悪いので毎回申し訳ない気持ちになる。(女性37歳)
•冷凍の鍋焼きうどんをよく購入する。そのまま鍋に入れて温めるだけでできあがるし、味もいいので好き。(女性42歳)
•冷凍のワンプレートシリーズが好き。少し物足りなさはあるが、安くランチを済ませるのには便利だから。(女性51歳)
•料理の素材としてカット野菜やシーフードミックスなどを購入する。使いたい時に使いたい量だけ使えて便利。(女性68歳)

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