7月SC統計|既存SC売上高4.9%増/気温が上昇し盛夏商品稼働
(一社)日本ショッピングセンター協会(東京都文京区、菰田正信会長)が 2026年7月の「SC販売統計調査」を発表した。調査対象は567ショッピングセンター(SC)。
7月度の既存SC売上高は、前年同月比4.9%増加した。
上旬は前線の停滞や台風の接近などで悪天候となったものの、梅雨明けとなった中旬以降は気温が上昇し、前月の悪天候と低気温の反動もあり、盛夏商品が稼働した。特に夏物衣料やUV対策、冷感商品が好調だった。インバウンドや若年層、ファミリー層の来館も多くみられた。一方、気温上昇による外出控えがみられるとの声もあった。

立地別に見ると、中心地域は総合で8.0%増、周辺地域は3.6%増加した。中心地域は新規テナントの入店効果や館のイベント集客効果のほか、インバウンドの来館のあったSCが好調だった。周辺地域は、館のイベント集客効果のほか、月中旬からの気温上昇とセールの時期が重なったSCが多く、好調だった。

地域別では、近畿6.3%増、中部5.8%増、関東5.3%増、九州・沖縄5.0%増、北陸4.0%増、中国2.5%増、北海道2.3%増、四国1.1%増、東北0.1%増だった。
業種別に見ると、「ファッション」は、前月の悪天候、低気温の反動と気温上昇により、半袖Tシャツやノースリーブなどの盛夏衣料のほか、UV対策や接触冷感などの機能性衣料が稼働した。
「雑貨」は、気温上昇によりハンディファンなどの冷感商品のほか、日傘やサングラスなどのUV対策商品が稼働した。
「飲食」は、夏休みに入り夏限定メニューの稼働などにより、若年層やファミリー層の利用が多くみられた。
「サービス」は、国内外観光客の来館があったSCで土産品が好調だった。スーパーマーケットは土用の丑の日が好調だった。
