暑さ後押し! 総合スーパー・コンビニ6月実績
暑さが売場にも熱気を運んできた。
22日、ふたつの販売統計の6月実績が発表された。
主に総合スーパーが対象のチェーンストア販売統計と
コンビニエンスストア統計調査月報。
前者は日本チェーンストア協会、
後者は日本フランチャイズチェーン協会がまとめる。
総合スーパーを主とするチェーンストアの売上高は1兆0605億円。
既存店ベースで前年同月比2.7%増。
プラスは3カ月ぶり。
農産物の相場安の影響があったものの、食料品全体は同1.6%のプラス。
月後半に気温が上昇して夏物衣料が動いたことから、衣料品も同2.8%増。
同様に住関品も季節商品の動きが好調で、同5.3%のプラス。
一方、コンビニ。
既存店売上高は7140億円(同0.1%増)で13カ月ぶりのプラス。
来店客数は同▲0.4%と13カ月連続マイナスの12億0835万人だったが、
平均客単価が590.9円で同0.6%増加した。
こちらも平均気温の上昇で
冷し麺やアイスクリーム等の夏物商材の動きがよかった。
タバコ購入者は依然として減少しているものの、
暑さが既存店売上高の増加を後押しした格好だ。
暑い夏と、寒い冬。
はっきりした季節感が、
日本の消費を盛り上げるためには何よりも有効だ。
お天気頼みだけでは何とも頼りないが、
こうなったら徹底的にお天気を利用するのがいい。
だから商人舎magazine「2週間ウェザーMD予報」をよろしく。
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