イズミヤnews|洛北阪急スクエア内に新デイリーカナート(974坪・62億円)

イズミヤ(株)(大阪市西成区、四條晴也社長)は、12月6日(金)、「カナート洛北」内のイズミヤ直営売場を、「デイリーカナートイズミヤ洛北阪急スクエア店」として改装オープンする。「洛北阪急スクエア」は、(株)阪急商業開発が既存の「カナート洛北」を増床して刷新する商業施設。旧イズミヤ店舗の直営売場は11月14日(木)から改装工事のため休業する。

イズミヤの洛北阪急スクエア店は、「さりげなく、良質来るたびに『新しい、楽しい、嬉しい、美味しい』が見つかる地域No1の『フードテーマパーク』」という店舗コンセプトを掲げ、見やすく買いやすい売場にゾーニングを変え、居心地のよいサービス提供を目指す。

直営売場の延床面積は1239坪、売場面積は974坪。そのうち食品売場は730坪、化粧品・日用品売場は244坪。115名体制で、初年度年商62億円を目標とする。

食品売場では、京都の地場商品、京都ブランドの商品を強化する。青果売場では、「生産者の顔が見える」京野菜や近郷生産者の朝採り野菜を揃える。また、ドライフルーツ&ナッツコーナーでは、無添加の素材にこだわった商品を新規導入する。

精肉売場では、「京都姫牛」「京都ぽーく」「京赤地鶏」など京都ブランドの商品を強化するほか、「近江牛」を対面販売する。さらに鹿・猪などのジビエや、馬、合鴨、ラム肉、ホルモンを品揃えする。

鮮魚売場では京都市場から直送した旬の鮮魚と、素材を使ったお造りや焼き魚、煮魚、寿司を強化する。また「本まぐろ」はテール(尾)やハーモニカ(背ビレ)といった希少部位、鯨などの希少素材を品揃えする。

惣菜売場では手づくりのローストビーフ、炭火で焼き上げた鰻や焼魚、手づくり和惣菜を揃える。また店内加工スイーツなどデザート品をコーナー化する。

加工食品では、クラフトビールや飲用酢を、日配売場では、地元京都専門店の豆腐やスイーツなどの商品を強化する。また「ご当地ヨーグルト」や「甘酒」をコーナー化する。さらに子育て世代の30~40代ファミリーや、単身者に向けたワントレーで調理できる冷凍食品、レンジで調理する簡便商材の品揃えを増やす。

一方、化粧品売場を大幅に改装する。カウンセリング化粧品は新たに資生堂「クレ・ド・ポーボーテ」、カネボウ化粧品「TWANY」、「ちふれ綾花」を、一般化粧品では「NOV」「Visee AVANT」などを新規導入する。ウィッグの対面販売「マリブウィッグ」も新たに展開する。洛北の商業施設内店舗として、阪急オアシスのノウハウを取り入れながら、クオリティ&サービス型の店舗に刷新されそうだ。

■デイリーカナートイズミヤ洛北阪急スクエア店
所在地/京都市左京区高野西開町35番地 地下1階
開店日/2019年12月6日(金
直営売場延床面積/4095㎡(1239坪)
売場面積/3219㎡(974坪)*食品売場2412㎡(730坪)、化粧品・日用品売場807㎡(244坪)
営業時間/10:00~21:00(直営部分)
休業日数/年中無休
年商予定/62億円(初年度)
店長/中村正隆
従業員/115名(社員37名パート78名)※パートタイマー8時間換算
商圏/1㎞圏内約2万2000世帯・約3万9300人、3㎞圏内約10万4500世帯・約19万8000人

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