東急百貨店news|11/1開業「渋谷スクランブルスクエア」に新業態を出店

(株)東急百貨店(東京都渋谷区、大石次則社長)は、11月1日(金)に開業した大規模複合施設「渋谷スクランブルスクエア」ショップ&レストランに、同社の新フォーマットを3カテゴリーで出店する。第1が「+Q(プラスク)」、第2が「428-224(シブヤ224)」、第3が「東急フードショーエッジ」である。

今回の出店では、同施設のビジョンである「世界最旬宣言」を踏まえて、「最旬」「NEW」に徹底的にこだわった。同社の出店区画は1590坪。そこに、ポップアップショップも含め約120の売場・ショップを編集した。日本初上陸4ショップ、ONLY・新業態30ショップをラインナップする。

第1の「+Q(プラスク)」は、エリア特性やマーケットにあわせて編集する新たなファッション・ライフスタイル専門店フォーマット。名前には東急百貨店の「Q」の文字に、日々の暮らしにクオリティ(Quality)・探求心(Quest)・神髄(Quintessence)・飛躍(Quantum)の4つをプラスするという意味を込めた。

6階の「+Q(プラスク)ビューティー」の約600坪の売場はブランドごとの垣根を低くし、買い回りのしやすさを重視した。最新・最旬のメイクアップブランドに加え、総合カウンセリングブランド、オーガニックコスメ、フレグランスブランドをラインナップ。5カ所の「Event Stage(イベントステージ)」では、美にまつわる最先端のテーマを体感できる。

目玉のメイクアップゾーンには、渋谷エリア最大級となる17のメイクアップブランドが揃う。NY発のメイクアップコスメブランド「Too Faced(トゥー フェイスド)」をはじめ、3ブランドが渋谷エリアに初出店する。内装にもデジタルサイネージを多用し、ライブ感、高揚感あふれる売場を創出する。

5階の「+Q(プラスク)グッズ)」は、バッグブランドを中心に幅広いグレードのアイテムが揃う「アベニュー」、スニーカーからパンプスまで “今欲しい” が揃う約1800足のシューズ編集ゾーン「パーク」、ファッション好きの好奇心をくすぐる雑貨編集ゾーン「ストリート」の3つのゾーンと新鮮な提案をし続ける2カ所の「Event Stage(イベントステージ)」で構成される。

日本初の直営店となるドイツのユニセックスバッグブランド「Vee Collective(ヴィーコレクティヴ)」、ベルギーのレザーバッグブランド「NEUVILLE(ヌービル)」をはじめ、大人の女性向けのスニーカーセレクトショップ「ZYX(ジックス)」、アクセサリー・ファッション雑貨セレクトショップ「REAL DESIGN SITE(レアル デザイン サイト)」など、ここから発信する新業態も登場する。

第2の「428-224(シブヤ224)」は4階に設けられる。 “SHIBUYA FASHION PARK” をコンセプトに、高感度な女性を対象としたファッションセレクトストアである。国内外50以上の「最旬」ブランドを取り揃え、意外なアイテムの組み合わせや斬新なスタイリングを提案する。

世界中から旬のブランドをセレクトする「マギークープ(渋谷エリア初)」、国内外の高感度ファッションを雑誌と連動しながら提案する「集英社フラッグショップ(渋谷エリア初)」、コンテンポラリージュエリー・アクセサリーを国内外からセレクトした新フォーマット「ディアリウム」、新進気鋭の女性ディレクターが手掛けるアパレルブランド「リムアーク」など、独自のスタイルと個性をもつショップを展開する。

第3の「東急フードショーエッジ」は1階と地下2階につくられる。

その1階の「東急フードショーエッジ/スイーツ」には “スイーツパビリオン” をコンセプトに、日本初・渋谷エリア初の店舗が集結する。世界的な巨匠や新進気鋭のパティシエ・クリエーターが集う「ワールドブティック」ゾーンと、国内外の注目スイーツが揃う「CARAT(カラット)」ゾーンで、ここだけのスペシャリティースイーツを楽しめる。

圧倒的な美味しさでパリを魅了した「MORI YOSHIDA PARIS」が日本初上陸。フランス料理界の巨匠によるショコラ専門店「ル・ショコラ・アラン・デュカス」、AOP認定フランス産発酵バター「エシレ」の専門店「エシレ・パティスリー オ ブール」のほか、オンラインチョコレートセレクトショップ「c7h8n4o2(チョコガカリ)」が初のリアルショップを出店する。

地下2階の「東急フードショーエッジ/デリ・ベーカリー・イートイン」には、日本初上陸となる3ショップをはじめ数々の新ブランドが登場する。ワールドフード、ヘルシーフード、注目ショップを紹介するイベントスペースなどで構成される「Just Recommend」ゾーン、一流の食を手軽に楽しめるイートインのある「Smart dining DELI」ゾーン、伝統的な日本の食文化をリメイクし、新しい価値を提供する「NEW Basic」ゾーンなど、さまざまな観点から世界最旬を発信する。


〈地下2階の東急フードショーエッジ イメージ〉

ハワイで人気のヴィーガンカフェ「PeaceCafe Hawaii(ピースカフェ ハワイ)」、オリジナル包子が注目の台湾料理「参和院」、ミシュランで5度星を獲得したレストランのベーカリー「ティエリー マルクス ラ ブーランジェリー」が日本初上陸。連日行列ができる天丼専門店がテイクアウト形式の新フォーマット「日本橋 天丼 天むす 金子半之助」として出店するほか、創業150年を迎えた木村屋は、あんぱんと牧場直送の牛乳が楽しめるミルクスタンド「キムラミルク」を展開する。

第3の「東急フードショーエッジ」が集客力の要となるだろうが、第1の「+Q(プラスク)」、第2の「428-224(シブヤ224)」がどこまで健闘するか。GINZA SIX並みのインパクトがつくれるか否かにかかっている。

■渋谷スクランブルスクエア第I期(東棟)
所在地/東京都渋谷区渋谷2丁目24番12号
売場面積/同社出店区画合計:約5250㎡(1590坪)
地下2階:「東急フードショーエッジ」デリ・ベーカリー・イートイン 約1240㎡(376坪)
1階:「東急フードショーエッジ」スイーツ 約400㎡(121坪)
4階:「428-224(シブヤ224)」ファッション 約260㎡(79坪)
5階:「+Q(プラスク)グッズ」バッグ・シューズ・ファッション雑貨 約1380㎡(418坪)
6階:「+Q(プラスク)ビューティー」ビューティー 約1970㎡(597坪)
事業主体/東京急行電鉄(株)、東日本旅客鉄道(株)、東京地下鉄(株)
運営会社/渋谷スクランブルスクエア(株)
開店/2019年11月1日(金)
営業時間/同社出店区画:10時~21時

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