サミットnews|サミットストア大田大鳥居店(東京527坪・26億円)12/11開業

サミット(株)(東京都杉並区、竹野浩樹社長)は12月11日(水)、東京都大田区に同区内6店舗目となる「サミットストア大田大鳥居店」を開店する。ニトリ大田大鳥居店の地下1階にテナントとしての出店だ。売場面積527坪で、年商26億円を目指す。単純計算で1坪当たり493万円の販売効率だ。

サミットの特徴の一つは、売場面積527坪に対して、バックヤード面積288坪を確保していることだ。これによって、ジャスト・イン・タイムの生鮮や惣菜の提供が可能となる。

’18年住民基本台帳によると、0.5km圏内の世帯数は7749世帯、人口は1万3808人と同社平均の6341世帯、1万2130人を上回っているものの、単身世帯が55.4%(同社平均48.7%)と高く、ファミリー世帯の構成比が低い。また、0.5km圏内の年齢別人口構成は、20~29歳が17.1%と同社平均の11.9%より高く、50歳以上が38.1%と平均40.5%よりも低い地域だ。

最寄りの駅は、南側0.2kmに京急空港線「大鳥居駅」があり、最寄りのバス停からJR蒲田駅・大森駅への移動もしやすい。

同社が近年取り組んでいる店舗レイアウトや内装デザイン、さらにライブ感のある作業場の配置、サミCafe、キッズスペースなどを最大限導入する。また、専任の「案内係」を配置し、買い回りしやすく居心地の良い店づくりを目指す。

青果売場ではコーナーを設けて、店内で製造したフレッシュサラダやカットフルーツを販売する。また若い単身者が多い地域なので、少量商品や小パックの品揃えを充実させる。さらに、花き売場は同社最大18尺を確保し、カジュアルフラワーやミニ観葉植物を展開する。

鮮魚売場では、「おさかなキッチンコーナー」を作業場一体型の開口タイプで展開し、鮮度感やライブ感を演出する。また、生鮮魚丸物の品揃えを増やすため、東京湾や神奈川県内の漁港に水揚げされた生鮮魚の販売を実施する。「煮魚・ 焼魚」コーナーでは鮮魚売場で販売している材料を使用したこだわり商品を揃える。夕方には焼魚の焼き立てバラ販売も実施する。平日は「出来立て」「焼き立て」販売をピーク時中心に実施し、週末は家族連れが楽しめる「まぐろ解体販売」「じゃんけん大会」「重量当てクイズ」など、イベント性も打ち出して魅力ある売場を実現する。

精肉売場では、平日は少量商品、週末はファミリ―用に変更する。また、グリルキッチンコーナーは作業場を売場中央に設けて、全面ガラス張りにすることで、ライブ感・シズル感を演出する。

惣菜売場では、夕方以降の品揃えを充実させるとともに、夕方の出来立て販売を強化する。また、店内製造のレンジアップパスタ各種は、部門を越えて冷惣菜売場のケース内で販売する。

ベーカリー売場は、惣菜売場の次の最終コーナーに配置し、窯焼きピッツァ、店内製造のサンドイッチ、調理パン、スイートドーナツを充実させ、サミCafeにはコイン式のコーヒーマシンを導入する。

大田大鳥居店の開店によって、東京都83店舗、神奈川県14店舗、埼玉県14店舗、千葉県5店舗、合計116店舗となる。

■サミットストア大田大鳥居店
所在地/東京都大田区東糀谷2-12-22
建物構造/地下1階、地上5階建て
売場面積/1741㎡(526.7坪) バックヤード952㎡(287.9坪)
営業時間/9:00~23:00
駐車台数/250台
駐輪台数/445台※ニトリとの共用
休日/年2日
年商目標/26億円
店長/山口卓也(やまぐちたくや)
従業員数/96.0人 (正社員23.5、パートタイム・アルバイト社員72.5人) ※パートタイム・アルバイト社員は173時間/月=1人で計算
圏内世帯数/1次商圏半径0.5km以内:7749世帯、1万3808人
2次商圏 半径 1.0km以内: 2万7901世帯、5万1089人
3次商圏 半径 1.5km以内: 5万5660世帯、10万1471人

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