イオンモールnews|2023年ミャンマー・ヤンゴン市郊外に1号店開設
イオンモール(株)(千葉市美浜区、岩村康次社長)はミャンマー連邦共和国でショッピングモール事業を展開するため、同国の不動産ディベロッパー「SHWE TAUNG REAL ESTATE CO., LTD. (シュエ タン社)」との合弁会社「AEON MALL MYANMAR CO., LTD.(イオンモール・ミャンマー)」を設立した。2023年の開業を目指して1号店となるショッピングモールをヤンゴン管区ダゴンセイカン タウンシップ(ヤンゴン市郊外)に出店することを決定した。
〈ミャンマー1号店:イメージ〉
イオンモール・ミャンマーは今後、ミャンマーでの多店舗展開に向けた物件開発を進める。またその子会社で運営会社となる「AEON MALL SHWE TAUNG CO.,LTD.(イオンモール・シュエ)」が、1号店の開発、リーシング、管理・運営を一貫して行う。
1号店は敷地面積2万1818坪、延床面積3万6970坪、総賃貸面積2万909坪の大型のモールで、イオン(GMS)を核店舗に専門店約200店舗を揃える計画だ。
計画地のダゴンセイカンエリアは、ヤンゴン市の中心部から東北約10㎞に位置し、新たな副都心計画の一つとして2014年からシュエ タングループによって新都市開発が進められている。日本政府主導で開発が進められたティラワ経済特区に近く、道路環境も良くアクセスしやすい。近隣では多くの開発計画が進められていて、今後新たな住宅開発によって100万人超えのマーケットを有するエリアとなることが期待されている。
両社は、イオンモールがこれまで日本国内や中国・アセアン地域で培ってきたショッピングモール開発のノウハウを活かして、最先端のショッピングゾーン、エンターテインメント空間、地域のコミュニティとしての場を提供していく。
イオンは、中期経営計画(2018年~2020年)の共通戦略の一つに「アジアシフト」を掲げ、アセアン地域や中国においてグループ一体となった成長戦略を推進している。
■(仮称)イオンモールダゴン セイカン計画
所在地/ミャンマー連邦共和国ヤンゴン管区ダゴンセイカンタウンシップ内
敷地面積/約7万2000㎡(2万1818坪)
延床面積/約12万2000㎡(3万6970坪)
総賃貸面積/約6万9000㎡(2万909坪)
核店舗/イオン(GMS)
専門店数/約200店舗
スケジュール/着工予定2021年上期
開店予定/2023年度中