イオンリテールnews|名古屋市に都市型SC「そよら上飯田」4/7開業

イオンリテール(株)(千葉市美浜区、井出武美社長)は 4月7日(木)、愛知県名古屋市北区の「イオン上飯田店」跡地に「そよら上飯田」をオープンする。

「そよら」はイオンリテールが小商圏の都市型フォーマットとして展開するショッピングセンター(SC)で、東海エリアでの出店は初めてとなる。イオンリテールでは新規出店または、経年劣化した好立地店舗を建て替えやリニューアルによって「そよら」に転換していく。2020年3月の「イオンそよら海老江」(大阪市福島区)、2021年7月の「イオンそよら新金岡」(大阪区府堺市北区)に続く3店舗目。

場所は、名古屋鉄道・名古屋市営地下鉄「上飯田駅」からほど近く、名古屋都心部へ約20分でアクセスできる交通利便性が高い住宅地。ファミリー層から単身者層まで人気があるエリアだ。また、公営・県営住宅が隣接していてシニア層も多く居住する。

旧イオン上飯田店は1973年に「ダイエー上飯田店」として開業。2015年にイオンリテールに承継されて営業してきたが、開店から47年が経ち、老朽化が進んだことから「そよら」への建て替えとなった。

そよら上飯田のコンセプトは、「暮らしの利便性を高めるコンパクトなまちの生活拠点」。コンパクトでありながらワンストップで買物できる「時短での買物」と、野外のテラススペースなどで「時間消費」を楽しめるという、住宅地に求められる2つの「時間価値」を提供できる商業施設を目指す。

施設は地上2階建てで、延床面積は2772坪。1階は核店舗のスーパーマーケット「イオンスタイル上飯田」、2階は16店舗の専門店が入居する。

核店舗の「イオンスタイル上飯田」は、「簡単」「便利」「健康」をテーマに、対面量り売り総菜を提供する「リワードキッチン」をはじめ、保存に便利な冷凍食材、こだわりの生鮮品を展開する。またワンストップで買物ができるよう、日用品や化粧品、暮らしの品などを「食事」「整理収納」といった “生活シーン” ごとに展開する。

買物や用事を1カ所で済ませたいというニーズに応えるため、2階ではコンパクトでありながらも多彩な機能をもつ専門店を展開する。

「スターバックスコーヒー」「マクドナルド」「サイゼリヤ」などのカフェ・レストランのほか、「いちょうクリニック(仮称)」「イオン薬局」、ペットショップ「ペテモ 」、ヘアカット「QBハウス」などが出店する。

また、行政情報や地域情報など、地域の暮らしに便利な情報を発信するデジタルサイネージ「わが街NAVI」を導入する。

■そよら上飯田
所在地/愛知県名古屋市北区織部町1番1
オープン/2022年4月7日(木)
建物構造/鉄骨造、地上2階建て
敷地面積/約1万5430㎡(4668坪)
延床面積/約9360㎡(2831坪)
売場面積/6300㎡(1906坪)
駐車台数/約300台(平面 約200台、屋上約100台)
駐輪台数/約180台
核店舗/イオンスタイル上飯田
専門店数/16店舗
営業時間/イオンスタイル上飯田 9:00~22:00、イオン薬局 9:00~20:00
休業日/年中無休
責任者/穂苅秀彦(ほかり ひでひこ)

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