三井不動産news｜台湾高雄市に｢(仮称)ららぽーと高雄｣を’26年開業予定

三井不動産(株)(東京都中央区、菰田正信社長)は 3月23日(水)、台湾南部の最大都市である高雄市に商業施設「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと高雄」(以下「ららぽーと高雄｣)を開発すると発表した。2023年に着工し、2026年に開業する予定だ。

この「ららぽーと」事業はプロジェクト会社「三雄鳳山啦啦寶都股份有限公司」を通じて行うもので、台湾南部エリアでは初となる。

同社は、台中市で2022年に開業予定の「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと台中」を、台北市で2023年に開業予定の「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと台湾南港」を開発している。｢ららぽーと高雄」は台湾における3施設目の「ららぽーと」事業で、北部、中部に続く、南部のフラッグシップ施設として位置づける。なお、開業済みの「三井アウトレットパーク 台湾林口｣、｢三井アウトレットパーク 台中港｣、｢三井アウトレットパーク 台南」を含めると、台湾6施設目の商業施設となる。

計画地は、高雄市の中心地から約5km、MRT橘線「鳳山西」駅に隣接する市街地エリアに位置しており、敷地西側には、台湾最大級の総合芸術文化施設である「衛武営国家芸術センター」が立地している。5km圏内に約102万人、車30分圏内に約272万人が居住する肥沃な商圏人口を有しているほか、高雄市に隣接する屏東県など広域エリアからの来館も期待できる。

｢ららぽーと高雄」は、高雄市鳳山エリア初となる約250店舗規模の本格的なリージョナル型ショッピングセンターとなる。回遊しやすい低層のモールに、日系を含めたファッションブランドや飲食店・フードコート、大型専門店やエンターテインメント施設などを導入し、幅広い世代の顧客に新たなライフスタイルを提案する時間消費型の商業施設を目指す。

■(仮称)三井アウトレットパーク ららぽーと高雄
所在地／台湾高雄市鳳山区華泰段11地号
交通アクセス／MRT橘線「鳳山西」駅隣接
事業形態／リージョナル型ショッピングセンター
敷地面積／約4万3000㎡(1万3000坪)
延床面積／約19万7000㎡(6万坪)  駐車場面積含む
店舗面積／約7万4000㎡(2万2400坪)
建物構造／RC造
建物規模／地下1階～地上6階
店舗数／約250店舗
着工／2023年（予定）
開業／2026年（予定）