ファミマ・コクミン 新フォーマット来春出店
ファミリーマートとコクミンが、コンビニエンスストアとドラッグストアの機能を融合した新フォーマットを開発して、出店することになった。
両社は2013年11月1日に、ファミマ店舗の展開等について定めた包括提携契約を締結していた。この契約に基づいて、コンビニの利便性とドラッグストアの専門性を合わせ持つ新しい店舗フォーマットを開発する。第1号店を今年の春に出店する予定だ。
ファミマとコクミンは日常生活を支援する「社会・生活インフラ企業」としての小売業態を目指すとしている。
ファミマ店舗は2013年11月末現在、国内に1万0162店ある。一方、コクミンは18都道府県に197店を展開している。
コンビニ業界ではローソンが2013年10月に「マチの健康ステーション」を宣言し、健康を軸にした差別化戦略を推進している。
独走を続けるセブン-イレブンを追う業界2位、3位のローソンとファミリーマート。国内店舗数で拮抗する両社だが、戦略も非常に接近してきた。リーダー企業に対する差別化戦略が同質化しないように、今後、ポジショニングをさらに際立たせる必要がある。
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