ローソンnews|中国のロ―ソン店舗数が5000店舗突破/10カ月で1000店増
(株)ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)は7月1日(金)に、中華人民共和国の四川省成都市、湖南省長沙市、重慶市などに合計29店舗をオープンし、中国における店舗数が5000店を突破した。直近の7月24日段階では5031店舗となる。中国本土における日系コンビニエンスストアの中で、ロ―ソンの店舗数は最大だ。
ローソンは上海市政府から招聘を受けて、1996年に現地子会社(上海ローソン)を設立して中国初の日系コンビニとして上海市に進出した。2011年には、日本式のコンビニ展開を加速するため、ローソンの持分比率を85%まで高め、2017年に完全子会社した。
こうした上海でのノウハウを活かし、2010年以降、現地子会社を設立して、2010年に重慶市、2011年に大連市、2013年に北京市に出店した。2014年からは、各都市で地場小売企業とのメガフランチャイズ契約を進め、出店エリアと店舗数の拡大を加速させてきた。また、パートナー企業が本部機能を持ち、指定エリアにおける運営開発全般を担うエリアライセンス契約も行っている。
中国の店舗数は2017年2月に1000店舗、2019年1月に2000店舗、2020年10月に3000店舗、2021年9月に4000店舗、その後10カ月で1000店舗増となり、5000店舗を達成した。ローソンではエリアライセンス契約や各地でのメガフランチャイズによる出店を強化し、2025年度に1万店舗への拡大を目指している。