ららぽーとTOKYO-BAY ファッション中心に75店をリニューアル

三井不動産は22日、ショッピングセンター(SC)「ららぽーとTOKYO-BAY」の大規模リニューアルを3~4月に実施すると発表した。改装・移転する29店舗を含め、テナント全450店舗の6分の1にあたる75店舗を新しくする。

 

tokyobay_lalaport_20140122

 

高感度ファッション・都市型ブランドを中心にテナントを強化する。SC初出店となる北欧雑貨店「フライング タイガー コペンハーゲン」のほか、「SHIPS」のライフスタイル型新業態「SHIPS Days」(1号店)などインターナショナル・ファッションブランドや人気セレクトショップを導入する。

 

「ZARA」の姉妹ブランド「ストラディバリウス」(東日本初出店)と生活・インテリア雑貨店の「ザラホーム」も出店。すでにオープンしている「Bershka」と合わせて、スペイン・インディテックス社が日本で展開する4ブランドすべてが「ららぽーとTOKYO-BAY」に集うことになる。

 

三井不動産は、2014年夏までにハード・ソフト両面から「ららぽーとTOKYO-BAY」の施設機能を大幅に強化するための3段階計画「Next Stage 計画」を実施中だ。時間の経過とともに優れた施設になるという「経年優化」の考えのもと、高感度ファッション・都市型ブランドが集積するSCとして開発を継続している。

 

第一弾は「デイリーニーズ・ファミリーニーズへの対応強化」を目的とした、昨年11月22日の西館グランドオープンだ。西館は食品スーパーマーケットのロピアが核店舗。

 

今回の第二弾に続き、第三弾として今夏に南館シネマコンプレックス跡地をリニューアルする。20代前半の女性をメインターゲットとしたファッション・雑貨の新ゾーンとして生まれ変わる予定だ。

 

「ららぽーとTOKYO-BAY」の年間来場者数は約2500万人で、年間売上高は約569億円(西館含まず)。現在、延床面積は25万6000㎡(約7万8000坪)、店舗面積は10万4000㎡(約3万2000坪)になっている。

 

同じ湾岸エリアという立地上の関係から、昨年末にオープンした「イオンモール幕張新都心」と比較されることが多い「ららぽーとTOKYO-BAY」。ファッション性を強く打ちだすことで、SCとして際立ったポジショニングを実現しようとしている。

 

検索キーワード: 三井不動産 ららぽーとTOKYO-BAY リニューアル

関連カテゴリー

店舗 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧