三井不動産 「ららテラス 武蔵小杉」 72専門店で4月19日にオープン

三井不動産は、駅前再開発が進む「武蔵小杉駅」直結のショッピングセンター「三井ショッピングパーク ららテラス 武蔵小杉」を4月19日にオープンする。今日30日発表した。

 

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「ららテラス 武蔵小杉」は4階建てで、店舗面積は8000㎡(2420坪)。食やファッション、カルチャー、住生活などコンセプトごとに分かれた4フロアに、専門店72店舗が入居する。1階は東急東横線・目黒線とJR南武線の駅改札に直結しており(東急東横線・目黒線は4階も)、高い利便性を特徴とする。

 

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1階は”SMART KOSUGI LIFESTYLE”がコンセプト。駅直結の利便性を活かした「小杉マルシェ」と呼ばれる食品売場と、ライフスタイル提案型の物販店舗が入る。食品売場は「成城石井」をはじめ、生鮮3品の「魚力」(鮮魚)、「九州屋」(青果)、「大和」(精肉)、惣菜では「中国大陸料理 過門香」「たごさく」「四季の味 献心亭 匠」などの専門店をそろえる。また、物販はナチュラルコスメティック・ブランドの「ロクシタン」やジュエリー専門店「テイクアップ」の新業態が出店する。

 

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2階と3階はファッション・雑貨のフロア。”TREND & DAILY FASHION”を謳う2階には、セレクトショップの「UNITED ARROWS green label relaxing」や「アーバンリサーチドアーズ」、雑貨の「PLAZA」などが出店。”CULTURE & DAILY GOODS”がコンセプトの3階は「無印良品」のほか、アウトドア用品の「モンベル」、子供服の「apres lese cours」などが入居する。

 

最上階の4階は”LIFESUPPORT & BEAUTY CARE”をコンセプトに、医療から住まい、旅行、保険、美容室、携帯電話まで生活関連のワンストップ・サービスを提供する。

 

三井不動産は、核店舗に食品スーパーマーケットを誘致して開発する都市圏近郊住宅地のショッピングセンターを「ライフスタイルパーク」と呼び、2004年4月に開業した「LaLaテラス南千住」から「ららテラス(LaLaテラス)」の名称を使用している。

 

「ららテラス 武蔵小杉」は、駅前再開発エリア「小杉コアタウン」内の商業施設として開業するが、小杉コアタウンには昨年4月2日に武蔵小杉東急ストアを核とする「武蔵小杉東急スクエア」もグランドオープンした。

 

開発が進む駅周辺には、その他にもイトーヨーカ堂の武蔵小杉店、ダイエーのfoodium武蔵小杉、マルエツは武蔵小杉駅前店と100均一の生活用品販売を主体とする小杉店、地元の食品スーパーマーケット大野屋小杉店、富士シティオのデリド武蔵小杉店などがあり、非常に競争の激しいエリアだ。

 

人口が流入する首都圏。その中でも武蔵小杉がある川崎市中原区は人口増加率が高く、この10年で16%以上も人口が増えた。この魅力的な街に、次々と小売店が参入しているのだ。

 

東京近郊では、街の開発と一体となった新しいショッピングセンターが次々と生まれる。これは、都市化する世界の中で、際立って人口減少高齢化が進む日本のトレンドでもある。

 

 

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