西鉄news|北九州市八幡東区に複合施設「(仮称)皿倉テラス」開発

西鉄グループでは、(株)スピナ(福岡県北九州市、野嵜武秀社長)が主体となって北九州市八幡東区平野地区において商業と住宅との複合開発を行う。

この開発地区はJR八幡駅から南に約1kmの距離に位置し、アクセスのよい幹線道路に面している。周辺は閑静な住宅街で、教育施設や公共機関もあることから、地域住民や学生が日常的に足を運ぶ立地となっている。

日本新三大夜景として知られる皿倉山の麓に位置するロケーションから、商業エリアは「(仮称)皿倉テラス」と称する。「日々の生活の中で ”楽しさ” ”美味しさ” ”くつろぎ” に出逢える場所」をコンセプトに、皿倉山の景観をバックにした開放的でくつろげる空間づくりを目指す。随所に緑を配置するほか、一部の屋外照明に太陽光発電設備を活用するなど環境にも配慮する。テナントについては飲食店のほか、ファッション関連の誘致を予定している。

スピナが商業と住宅との複合開発をするのは初となる。住宅エリアの建築・販売については西日本鉄道(株)の住宅事業本部が行う。

スピナは、”地域活性化のための元気の出る素” として、”ビジネスのアメニティ” と ”暮らしのアメニティ” を提供し続ける、人にやさしい企業を目指します」を基本理念とし、不動産賃貸事業をはじめ、ビルサービス事業、緑化環境事業、堅パン・羊羹製造業などを展開している。主力事業である不動産賃貸事業では、これまで鞘ヶ谷パークや一枝パークなどの近隣型商業施設を展開してきた。

■(仮称)皿倉テラス
所在地/北九州市八幡東区平野三丁目270-9他
開発期間/2023年度上期 造成着工
2024年度上期 商業部分オープン
2024年度下期 戸建販売開始
開発面積/1万0653坪
商業賃貸/5658坪
戸建分譲/4995坪
投資額/25億円

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