三井不動産 上野・アメ横エリアに商業施設｢御徒町吉池本店ビル｣を4月26日開業

三井不動産は17日、東京・上野の食品スーパーマーケット吉池と進めていた建て替え事業について、4月26日に商業施設｢御徒町吉池本店ビル」をオープンすると発表した。「食料品吉池」のほか、「ユニクロ」「GU」を核店舗に計11のテナントが入居する。

新施設が立地するのはJR御徒町駅前で、吉池が以前から店舗を営んでいた場所。アメヤ横丁（通称：アメ横）を通って上野に至るゲートウェイでもあり、海外からの観光客も多い。敷地面積は1990㎡（約602坪）で、ここに延床面積1万4998㎡（4537坪）、店舗面積9419㎡（2849坪）の地上9階・地下2階建てビルが建つ。駐車場は約60台を収容する。

地下2階～地上1階に食料品吉池が入居。鮮魚をメインに青果、精肉、惣菜、ベーカリーなどを取りそろえる。また、地上1～4階に店舗面積約2800㎡（約850坪）のユニクロのグローバル繁盛店が、5～6階には同じくファーストリテイリングのGUがオープンする。手芸専門店の「ユザワヤ」も7階に入る。8階はレストラン、最上階の9階では吉池直営の「吉池食堂」が営業する。

アメ横の年間来街者数は450万人以上。海外からの観光客が増加する2020年の東京オリンピックに向けて、絶好の立地での商業施設開業となる。

都心部の立地創造は、今後、大いに進むに違いない。
敷地2000㎡でも、こういった商業集積が可能となったことを、この事例が示している。

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