平和堂news｜中能登の｢アル･プラザ鹿島｣を7/6全館復旧オープン

(株)平和堂（滋賀県彦根市、平松正嗣社⾧CEO）は7月 26 日（金）、アル・プラザ鹿島を全館復旧オープンした。

1月1日の令和6年能登半島地震発生時、アル・プラザ鹿島は営業中だった。幸い人的被害はなかった。しかし建物の損壊や水道・電気の寸断など甚大な被害を受けた。1階は、1月下旬頃から食品売場を中心に順次復旧させ営業を再開したが、被害の大きかった2階は復旧に半年以上という大幅な時間を要した。

アル・プラザ鹿島の復旧にあたっては、建物の復旧だけではなく、中能登町をはじめとした被災地域の復興を応援するために日常生活に必要な衣食住遊が揃う店舗に一新した。

1階は日々の暮らしに必要なキッチン用品や小型家電、バスサニタリーなどが揃う「彩適生活」、寝具やインテリア雑貨の「ゆたりら」、ペット用品の「CoCo ペット」、介護用品の「サポフル」などの専門コーナーを配置。

２階はおもちゃ、ランドセル、学童用品などのキッズライフスタイルショップ「kids fest」、レディスファッションの「LUCA CUBE」、メンズファッションの「LAKE ROAD」をコーナー化した。買い回りのしやすいレイアウトに変更した。

また、アル・プラザ鹿島では被災によって売場をなくした地域の商店に販売スペースを提供したり地域イベントを発表したりする場など、地域住民が集う場所や機会を提供していく。

［発地震からの復旧と復興支援］
災後の1月4日には、1階の食品売場の一部で営業を再開、21日には 食品売場、住居関連品売場 の営業を再開した。さらに4月27日には2階テナントの一部も営業を再開した。また平和堂では被災地支援として、北陸電力、北陸電力送配電に、アル・プラザ鹿島の駐車場を復旧拠点設営用のスペースとして提供した。中能登町の要望に応じて支援物資の供給も大なった。

さらに平和堂グループ286店舗での店頭募金総額5000万円と売上げの一部を義援金として被災地へ届けた。7月10日には、北陸エリアの社員20名が、中能登町のボランティアに参加して公費解体の対象となった家屋の家財や災害ごみの運び出しを行うなど、継続的な支援を行っている。

■アル・プラザ鹿島
所在地／石川県鹿島郡中能登町井田と部 1 番地
全館復旧オープン日／2024年7月26日（金）
売場面積／約11万5486㎡（3万4926坪）
直営売場面積／9万2989㎡（2万8129坪）
年間休日／4 日
基本営業時間／10：00～20：00