はなまる 都庁議事堂に｢和食｣レストラン業態を12日に出店

吉野家ホールディングス（HD）傘下の讃岐うどんチェーン「はなまる」は1日、東京・西新宿にある東京都議会議事堂内に同社初の和食レストラン「TOKYO 都庁議事堂レストラン」を12日にオープンすると発表した。昨年12月にユネスコの無形文化遺産に登録された「和食」をテーマに、世界から観光客が集まる世界都市・新宿をベースに日本の食文化を世界に向けて発信する。

「はなまるうどん」が提供する和風ファストフードの讃岐うどんは「だし」が要だ。「TOKYO 都庁議事堂レストラン」は、その「だし」の技術を活用した手ごろな価格のカジュアル和食レストラン業態。ランチタイムには讃岐うどんに加え、天ぷらや丼もの、江戸前寿司などの定食を提供するほか、ディナータイムでは「マグロのカマ焼き香味ネギソース」や「彩り野菜のセイロ蒸しバーニャカウダ」などおつまみメニューも販売する。

【メニューの一例】
白身魚と海老の揚げたてさつま揚げ 580円
都庁自家製もつ煮込み 580円
マグロのカマ焼き香味ネギソース 880円
彩り野菜のセイロ蒸しバーニャカウダ 880円
※ 価格はいずれも税込

はなまるは14年3月現在、国内に334店舗、海外（中国）に10店舗展開している。14年2月期の売上高は192億7900万円（前年同期比23.8%増）、利益は9億0700万円（同15.8%増）。

今回出店する新宿は、世界からの多くの観光客が訪れるコスモポリスだ。昨年、世界無形文化遺産に登録された「和食」のレストランを出店することで、東京オリンピックが開催される20年に向けて海外での認知度向上を図る狙いもありそうだ。

【店舗概要】
店舗名： 　TOKYO 都庁議事堂レストラン
住　所： 　東京都新宿区西新宿2-8-1 東京都議会議事堂1階
開店日： 　2014年5月12日
営業時間： 10:00～21:00

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