ヨークベニマルnews|複合施設「ミライト一条」6/6開設・ベニマルは5/30開店

(株)ヨークベニマル(福島県郡山市、大髙耕一路社長)は栃木県宇都宮市に複合施設「ミライト一条」と、その核店舗として「ヨークベニマルミライト一条店」をオープンする。「ミライト一条」は6月6日(金)のグランドオープンだが、「ヨークベニマルミライト一条店」は一足先の5月30日(金)に開店する。

「ミライト一条」は、宇都宮市が一条中学校の跡地を活用する目的で「民間提案施設整備事業」を公募し、ヨークベニマルが選定を受けて開発した複合施設である。スーパーマーケットの「ヨークベニマル館」と、100円ショップ、ドラッグストアなどの店舗やクリニック、地域の交流スペースからなる「サービス館」で構成される。

なお「サービス館」は、市民ライブラリー、市民ギャラリー、多世代交流室・和室、キッズスペース、大屋根ひろば、あおぞら公園などの設備が用意され、6月6日から利用可能となる。

施設名称は宇都宮市民からネーミングを募集し、決定した。雷が多い宇都宮市は「雷都(らいと)」と呼ばれることからロゴは稲妻をメインモチーフとし、その周りにお店や人々が集うイメージを表現している。

同施設は東武宇都宮線の「東武宇都宮駅」西口から徒歩約10分の距離に位置する。施設脇の国道119号には関東自動車バス「一条」の停留所がある。施設全体で220台分の駐車場を整備する。

近隣エリアには市役所や学校、病院をはじめ、会社やマンションが多い。1人・2人世帯が75%を占める。1km商圏の人口は1万7510人・世帯数は8984世帯。

「ヨークベニマルミライト一条店」は店内設備のオール電化によって、省エネや環境対策に配慮した店づくりを行う。また駐車場、多目的トイレ、点字ブロック、出入口へのスロープ設置など「バリアフリー新法」に準じた設備を整えている。6月中旬以降には「ペットボトル自動回収機」「古紙回収機」などを併設した「リサイクルステーション」を導入し、積極的な循環型リサイクル活動に取り組む。

商品面では、鮮魚部門は全国の市場を活用して「旬のおいしさ」を提供する。宇都宮市は「ステーキ文化」が根付いているため、精肉部門では「とちぎ和牛」を一頭買いし、品質の良い肉の安定供給に努める。また、環境に配慮した「ノントレー」商品を品揃えする。青果部門では、宇都宮市が「農業王国うつのみや」を掲げていることから、近郊野菜の品揃えを強化する。

惣菜部門では、店内炊飯の白米と健康を意識したおかずを組み合わせた「からだにやさしい」弁当など幅広く取り揃える。寿司のシャリは店内炊飯で、生まぐろを使った上質な握りから海鮮丼、太巻き、いなり寿司を品揃える。ベーカリーでは、こだわりの湯ごね食パンをはじめ、フランスパン、サンドイッチなどを中心に取り揃える。

グロサリー部門では、地元の米菓や日本酒、宇都宮市で開発された栃木県産の果物を使ったカクテル「宇都宮カクテル」など、地元でなじみの商品を販売する。また、都道府県別の消費量ランキングで全国2位となったドレッシングの品揃えの充実をはかる。

宇都宮市は「餃子の街」として有名だが、「焼きそば」も名物であることから、デイリー部門では餃子・麺の品揃えを充実させる。また、宇都宮市内の老舗の銘菓や洋菓子なども数多く品揃えする。

なお、「ヨークベニマルミライト一条店」の開店により、店舗数は福島県81店舗、宮城県64店舗(サンエー石巻あけぼの店含む)、山形県22店舗、栃木県36店舗、茨城県47店舗の合計250店舗となる。栃木県宇都宮市へは2022年8月にオープンした「宇都宮テラス店」以来、13店舗めの出店だ。

■ミライト一条
所在地/栃木県宇都宮市一条1丁目4番17号
オープン/2025年6月6日(金)
全体敷地面積/1万8918 ㎡(5723坪)

■ヨークベニマルミライト一条店
所在地/栃木県宇都宮市一条1丁目4番5号
オープン/2025年5月30日(金)
構造/全体:鉄骨造一部RC造 地下1階、地上2階建て(屋上:駐車場)
売場面積/全体:4010㎡(1213坪)・ヨークベニマル:2419㎡(732坪)
営業時間/ヨークベニマル9:30~21:30
休業日/年中無休
駐車場/220台(全体)
初年度年商見込み/22億円
銀行ATM/2台(栃木銀行、セブン銀行)
店長/近藤 圭一
従業員数/170名(正社員 20名、地元採用者 150名)

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