サークルKサンクス、2つの新フォーマット1号店を6月下旬に連続オープン

サークルKサンクスが、新フォーマット1号店「サークルKフレッシュ今池南店」を開発した。
オープンは6月27日(金)。

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新フォーマット開発のキーワードは三つ。「個食」「簡便」「上質」。
コンビニ機能に生鮮品や店内調理の惣菜などの品揃えを強化。
“便利でちょっと上質なお店”がコンセプト。


ユニーグループのMD力を生かし、生鮮3品(青果・精肉・鮮魚)、スチームコンベクションを使用した店内調理の惣菜、3000円以上の高単価ワインとおつまみの品揃えなど、アッパーグレードな商品展開をめざす。

■「サークルKフレッシュ今池南店」店舗概要所
在地:愛知県名古屋市千種区今池南32番16号
開店日時:6月27日(金)午前10:00営業時間:
24時間運営形態:FC店舗

アイテム数:約4,500
駐車場:32台(共有駐車場含む)
面積:店舗面積368.9㎡(約112坪)
売場面積239.3㎡(約73坪)

品揃えの特徴は以下の通り。
【青果・精肉・鮮魚】(約180アイテム)
カット野菜、フルーツ、ユニーのPB『プライムワン』の「悠健豚」「悠然鶏」の少量パックや、刺身など。
【店内調理の惣菜】(約40アイテム)
・スチームコンベクション調理の惣菜、おはぎ・いなりのバイキング、揚げ物惣菜の「ごちそうデリカ」などを揃える。
・老舗「肉のスギモト」とコラボしたハンバーグやコロッケ。生ネタ寿司。
【店内加工の焼きたてパン】(約30アイテム)
【銘店ギフト】(7アイテム)
神戸風月堂などの菓子ギフト。
【酒】(約350アイテム)
3000円以上の高単価ワイン、オリーブやナッツ、ナチュラルチーズなど。
【菓子・ドライ食品】(約1,600アイテム)
・『ピアゴラフーズコア』で展開している「ラ・セレクション」商品など。
【雑貨】(約1,100アイテム)
【冷凍食品】(約75アイテム)
【BOX式クリーニング取り次ぎ】
・店内設置のクリーニング受付ボックスを利用したクリーニングの取り次ぎ業務。

新業態はロゴやユニフォームもまったく新しいデザインとスタイルを採用する。
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一方、6月25日には「K’sCAFE」を併設した新業態店舗の首都圏1号店を、「サンクス晴海フロント店」に出店。

 

「K’sCAFE」はエリアフランチャイザーのサークルケイ四国が、“和モダン”をコンセプトに2008年から展開している。「時間節約型のコンビニと時間消費型のカフェとの融合」が狙い。
30~40代の女性を主なターゲットに、挽きたてコーヒーやスムージーのほか、焼きたてのパニーニやホットサンド、オリジナルソースを使ったパスタ、まんじゅうや三色だんごなどの和スイーツも取り揃える。店内は黒とうぐいす色を基調とした高級感のあるイメージで統一する。
今後、関東・中京を中心に展開を拡大する予定。

■「サンクス晴海フロント店」店舗概要
所在地:東京都中央区晴海二丁目1番7号カフェ
開店日:6月25日(水)午前11:00
営業時間:コンビニ24時間、「K’sCAFE」7:00~22:00
運営形態:FC
店舗席数:27席
店舗面積:306.8㎡(約93坪)
売場面積:242.5㎡(約73.5坪)内、カフェ面積53.3㎡(約16坪)

「K’sCAFE」の主な商品(価格は全て税込み)は以下の通り。
【ドリンク】(18アイテム、250~460円)
・本格挽きたてコーヒーやラテ、ソフトドリンク、女性をターゲットにしたマンゴーや抹茶味などのスムージー4アイテム。
【フード】(18アイテム、360~780円)
・オムライスやパスタ、ホットサンドのほか、モーニングセットやピザセット、ごはんセットなどのセットメニュー。
【スイーツ】(4アイテム、130~300円)
・老舗のあんこやと共同開発したまんじゅうやレモンケーキなど。まんじゅうは贈答需要に応えた6個入りの詰め合わせも品揃え。
【その他】(4アイテム、380~1,800円)
・“和モダンのオリジナルドリップコーヒーやタンブラーなど。

コンビニ各社がさまざまな異なる形を模索し始めたのは2001年。
まずローソンが先鞭をつけた。
自然派コンビニともいうべき「ナチュラルローソン」を誕生させた。
2007年には、コンビニの100円ショップ「ローソンストア100」が生まれた。
さらに今年2014年、「ローソンマート」実験を始めた。

まさにマルチ・フォーマット戦略。

王者セブン-イレブンも2004年には、セブン-イレブン・エクスプレス1号店実験。
現在は、JR西日本と組んで、駅中コンビニの本格化を実験している。

ファミリーマートはイズミヤと組んだコンビネーションストア実験を手始めに、多業態とのコンバイン型を次々につくっている。

四番手のサークルKサンクスが、遅まきながら始めたのが今回の2フォーマット。


コンビニという業態自体が成熟化してきて、業態が成熟すると分化が始まる。
それが新業態=フォマットの開発を加速化させせている。

検索キーワード: サークルKサンクス  ユニー  新業態  コンビニ

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