東急電鉄・東京メトロが全28店舗の商業施設「中目黒高架下」を11月開業

東京急行電鉄と東京地下鉄株式会社は共同で、中目黒駅の高架下に11月を目途に商業施設「中目黒高架下」をオープンすると9月7日に発表した。

東急東横線・東京メトロ日比谷線中目黒駅周辺の高架下空間を全長約700メートルに渡って線状に開発する。目黒川から山手通りを超えて祐天寺方面へ向けて開発され、繁華街、住宅地を貫く。店舗、事務所など28店が出店する。

<中目黒高架下のイメージ>
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施設の名称は、シンプルに「中目黒高架下」。「中目黒」は都心では住みたい街として常に上位にランキングされる。ファッション、飲食等のトレンド発信地として名高いその地名を最大限に活用し、施設の大きな特徴でもある「高架下」を組み合わせて表現する。

この高架下には、耐震補強工事前も多くの飲食店が立ち並び、高架下文化をけん引していた。そんな歴史も踏まえ、地域になじみ、親しまれ、愛されるような存在になるようにという思いも込められている。

<出店ラインナップ>
外食:【窯焼き料理とワインの専門店】PAVILION(パビリオン)(新業態)、【オールデイダイニング】GOOD BARBEQUE(グッド・バーベキュー)(新業態)、【スープ専門店】Soup Stock Tokyo(スープストックトーキョー)、【フレンチトースト】LONCAFE STAND NAKAMEGURO(ロンカフェ スタンド ナカメグロ)(新業態)、【ベーカリーカフェ】THE CITY BAKERY(ザ シティ ベーカリー)、【カレー専門店】井上チンパンジー(新業態)、【焼きそば・からあげ】らんまん食堂(新業態)、【うどん居酒屋】二〇加屋長介(ニワカヤチョウスケ)(関東初)、【スペイン バル】Caldo NAKAMEGURO(カルド ナカメグロ)(新業態)

「井上チンパンジー」はEXILEのHIROが代表取締役を務めるLDHグループのカレー専門店。「Pavillion(パビリオン)」はスープストックトーキョーを創業したスマイルズが新たに手掛ける。夜はシャンパンバーとして営業する「ロンカフェ スタンド ナカメグロ」。湘南に 本店を置くフレンチトースト専門店「ロンカフェ」が経営。福岡・博多で人気のうどん居酒屋「二〇加屋長介(ニワカヤチョウスケ)」も関東初出店する。

【立ち鉄板】鉄板焼 芯 立ち呑みや(新業態)、【寿司】寿司の磯松、【立食い焼肉】治郎丸、【のどぐろ・牡蠣・日本酒バル】NODOGUROYA KAKIEMON(ノドグロヤ カキエモン)(新業態)、【アジアン餃子】原宿餃子樓 ハノイの風(新業態)、【ラーメン屋】つけ麺や 武双、【日本酒&炉端焼き】炉端のぬる燗 佐藤(新業態)、【イタリアン】原トリッパ製造所(新業態)、【酒亭】中目黒伍燗 GALLERY亀八堂(ナカメグロゴカン ギャラリーカメハチドウ)(新業態)、【小料理屋】おばんざいソウル小町(新業態)、【焼きそば・からあげ】らんまん食堂(新業態)、【おでん】鶏だしおでん さもん(関東初)、【グリル&カフェ】アサドール・デル・プラド(新業態)
飲食店のうち14店舗は新業態となる。

物販:【書籍・雑貨・カフェ】中目黒 蔦屋書店、【売店】toks(トークス)、【フラワーショップ】青山フラワーマーケット、【ワイン&チーズ専門店】ヴィノスやまざき、MHL
サービス他:【オフィス・ショップ】NAKAME GALLERY STREET(ナカメ ギャラリー ストリート)、三菱東京UFJ銀行ATM

書籍販売を中心にカフェを併設する蔦屋書店は書籍販売を中心にカフェを併設する。MHLは英ブランド、マーガレット・ハウエルのカジュアルライン。

開発コンセプトとして、SHARE(シェア)を掲げており、全長約700mに渡る高架橋をひとつの屋根に見立て、個性あるさまざまな店舗が空間をSHAREする。

東急では以前から東急ストアを配置するなど、東横線高架下の有効活用に取り組んできた。「中目黒高架下」は、さらに開かれた商業施設として高架下の再開発を目指す、同社事業の先駆けと位置付けられる。

中目黒らしい街の楽しみ方ができる新しい商店街として、中目黒の新たなカルチャー発信地となることを目指す。

<山手通り沿い施設内イメージ>
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■施設概要
所在地:東京都目黒区上目黒1丁目、2丁目、3丁目ほか
敷地面積:約8300㎡
延床面積:約3600㎡
用途:店舗・事務所、駐輪場など

検索キーワード:中目黒 東急 東京メトロ 流行

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