ヤオコーニュース|3月14日(火)に岡部店(515坪)改装オープン
埼玉県深谷市の「ヤオコー岡部店」が、明日3月14日にリニューアルオープンする。同店開業は1976年(昭和51年)4月と、かなり古い。それを2016年8月30日から休業し、6カ月半をかけて大改装した。
明日14日(火)から17日(金)のオープニングセールチラシ。
ここに、店舗レイアウトが小さく記されている。拡大すると荒い画像ではあるが、MDのポイントがよくわかる。
部門別にMDの主なポイントを見ていく。
ヤオコーが得意とする生鮮3品と惣菜はどうか。
精肉は、しゃぶしゃぶコーナーを強化。ステーキコーナーでは、値頃な価格帯の商品を増やす。ヤオコーが進める「名物商品」づくりでは、ローストポークや地元ニーズの高い「豚かしら」を育成していく。
鮮魚は、近海魚によって旬を打ち出す。産地直送の強化や対面販売を活用し、生マグロなどの食べ方提案を行う。
青果は、果物のおすすめ品種が明確にわかる展開を志向する。花は、テナントによる運営から自社運営に変更する。
惣菜では、かつ重や天重、パエリアなどの洋風弁当を強化して「お弁当コーナー」の充実を図る。地元産「深谷ねぎ」を使用したかき揚げやねぎ入り天重などは名物商品として育成していきたい考えだ。寿司は、握り寿司を強化する。地元ならではの桶寿司の予約販売も実施する。深谷ねぎを使用した味噌おにぎりなど地元の味、できたての味を提供する。
ベーカリーは、食パンを強化し、夕市での焼き立て販売も行う。昔ながらのこっぺぱんは小倉や苺ジャムのほか、ナポリタン・ウインナーを使用した惣菜パンとして訴求していく。ベーカリーでも深谷ねぎ使用のピザを試食販売を通じて提案する。
また、グロサリー・日配食品では、ナチュラルチーズやキムチの品揃えを強化するほか、「もぎ豆腐店」や「新吉」(麺)など、地元に根づいた商品を積極的に扱う。
基礎調味料や菓子コーナーでは、大家族対応の大容量商品の品揃えを拡大する。酒は、こだわりの清酒コーナーを展開し、地元清酒を品揃えするなど、帰省や観光のお土産ニーズに対応する。
ヤオコーの「名物商品」づくりは、ヤオコー全店だけでなく、個店でも地域にあわせて積極的に進められているのがわかる。改装後の初年度目標は16億円。
■ヤオコー岡部店概要
店舗名称/ヤオコー岡部(おかべ)店
住所/〒369-0201埼玉県深谷市岡2839-1
電話/048-585-0247(代表)
店長/細谷 和秋
敷地面積/8342.89㎡(2523.72坪)
延べ床面積/ヤオコー2444.29㎡(739.40坪)、SC全体2919.72㎡(883.22坪)
店舗面積/ヤオコー1703.81㎡(515.4坪)、SC全体2179.24㎡(659.22坪)
営業時間/9:30~22:00
年間売上高/初年度16億円(予定)
従業員/正社員15名、パート・ヘルパー・アルバイト79名(延べ人数)
駐車台数/156台
駐輪台数/147台
商圏人口/1㎢圏内 4600人(1800世帯)、2km圏内 1万2100人(4600世帯)、3km県内 2万1900人(8200世帯)
テナント/キャンドゥなど3店舗
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