アマゾンnews|レジレス店舗「アマゾン・ゴー」1/23一般公開
アマゾンは、ワシントン州シアトル市の本社内にあるチェックアウトレス店舗「Amazon Go(アマゾン・ゴー)」を、明日1月23日朝7時に一般公開する。
2016年12月に発表されたアマゾン・ゴーは、当初は、2017年初頭に一般に公開される予定だったが、延期されていた。遅れた理由は、店内に多くの人がいたときの技術的な問題と、アイテムを追跡する際の技術的な問題があったからだとされる。
アマゾンの技術担当バイス・プレジデントであるディリップ・クマーは、「テクノロジーが問題だったのではなく、AIの学習時間が必要だった」と説明している。実験は、技術面だけでなく、商品に関してサイズ、ラベルなどの調整も行われている。
Amazon Goは、ワンクリックショッピングを実現したオンラインショップと同じ考え方で、レジを通過せずに店舗でも買物ができることを目指して開発された。ダウンロードしたアプリでQRコードをスキャンして入店し、商品を選んで、レジを通らず持ち帰るだけだ。お客のアカウント口座から商品代金が自動で引き落とされ、領収書がアプリに届く。
店舗は1800平方フィート(167㎡)で、営業は月曜日から金曜日までの午前7時から午後9時まで。
アマゾン・ゴーが発表されてから、アメリカのリアル小売業ではチェックアウトレス店舗の開発が急速に進んでいる。2017年3月にはウォルマートが実験店「Store No.8」を出店。クローガーは2018年に国内400店舗で、「Scan、Bag、Go」を展開すると発表した。日本でもイオンが店舗での実験を始めている。セルフレジ、セミセルフレジが急速に進む日本だが、チェックアウトレジ革命は次の段階に入ってきた。
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