イオンタウンnews|伊賀鉄道とネーミングライツ契約締結

イオンタウン(株)(千葉県千葉市、加藤久誠社長)は、伊賀鉄道と「伊賀線四十九(しじゅく)駅」におけるネーミングライツについて契約を締結した。6月25日(火)から、四十九駅の副駅名が「イオンタウン伊賀上野前」となった。

鉄道駅におけるネーミングライツ導入は、地域の商業施設や企業・観光名所などの最寄り駅に実施される取り組みだ。伊賀鉄道では「初」となる。駅と施設の両方が、より身近な存在として住民に親しまれることを目的としている。

「イオンタウン伊賀上野」は2017年3月、四十九駅の西側に開業した。今回は、副駅名取得のみならず、駅名看板やホーム駅名標、各駅の運賃表、路線案内図等に、副駅名の「イオンタウン伊賀上野前」を掲出する。

ネーミングライツは日本語でいう命名権のこと。1973年にアメリカのバッファローにあるアメリカンフットボールチームのスタジオ名称を、リッチプロダクツコーポレーションが買い取ったのが始まりだ。その後、1990年代から北米のプロスポーツ施設を中心に拡大した。

日本でも多くのスポーツ施設などでネーミングライツが導入されている。2003年には東京スタジアムが「味の素スタジアム」に変更されたのはその一例だが、今回のように副駅名として導入されているものも少なくない。〇〇社前、〇〇病院前などと書かれた駅は以外と多い。

■ネーミングライツ取得 詳細
内容/伊賀線四十九駅の副駅名「イオンタウン伊賀上野前」
副駅名掲出場所/四十九駅の玄関駅名標、ホーム駅名標2カ所、伊賀線各駅の運賃表15駅21カ所、路線案内図14駅16カ所(全車両の車内)、ワンマン列車利用方法案内図14駅15カ所(全車両の車内)
掲出開始日/2019年6月25日(火)

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