セブンーイレブンnews|「FC小型トラック」の実証実験を栃木エリアに拡大
(株)セブンイレブン・ジャパン(東京都千代田区、永松文彦社長)は、配送に伴うCO2排出削減を目的に、都内で行っていた「FC小型トラック」の実証実験を、栃木県内の一部エリアで開始する。
北関東エリアの配送業務を委託している丸伊運輸(株)が、日本初の水素ステーション併設型配送センター「チルド米飯佐野センター」を栃木県栃木市で稼働開始したことで、実証実験のエリアが拡大できた。都内とは異なる気象条件や道路条件で走行テストを行い、将来的な配送に伴うCO2の削減を目指す。
セブン&アイグループでは、配送時におけるCO2排出量削減の取り組みとして、店舗に商品を運ぶトラックの一部に、ハイブリッド型やEVなど環境配慮型の車両を導入している。また、2019年4月からは、トヨタ自動車が開発した「FC小型トラック」の実証実験も行っている。FCユニットを搭載したトラックは水素を燃料として電気を供給する。FCユニットで発電した電気は、動力のほかに冷蔵ユニットの電源にも使用する。