ヤマダ電機 店舗駐車場に住宅展示場を併設

ヤマダ電機と子会社のハウスメーカーであるヤマダ・エスバイエルホームは6日、ヤマダのテックランド店舗駐車場で住宅展示場を展開すると発表した。7日にNew神戸垂水本店(兵庫県神戸市)で、14日には春日部本店(埼玉県春日部市)でオープンする。4月上旬までにさらに2店舗で開設する。モデルハウス内で家電製品を体感してもらい、住宅の設計段階から顧客のニーズを取り込む。住宅・リフォーム需要に家電販売を組み合わせることで、グループ企業の相乗効果を生む狙いだ。

 

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ハウスメーカーが家電量販店の敷地にモデルハウスを設置する例はこれまでになかった。ヤマダは住宅建設・リフォームの営業と住宅設備機器や家電の販売を一体化し、顧客が利用シーンをイメージしながら選択できるようにする。住設子会社のハウステックの製品やヤマダ電機グループ専用のオリジナル収納なども展開し、グループ一体で運営する。

 

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3月下旬に秋田本店(秋田県秋田市)、4月上旬に金沢本店(石川県金沢市)でもオープンを予定している。

 

家電も住宅も、それらを利用したときの「生活」が見えてこそ本当の価値がわかるものだ。2年前から住宅産業に進出したヤマダの取り組みは、体感型の住宅展示場、つまり「経験価値」を売る場所として結実しようとしている。

 

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