イオンネクストnews|配送員の「熱中症対策」と「働きやすさ向上」施策を開始

イオンのネット専用スーパー「Green Beans」の配送を担うイオンネクストデリバリー(株)
(千葉市美浜区、野澤知広社長)は今年の夏の高温予報に対応するため、5月28日から順次、全9カ所の拠点でデリバリークルー(配送員)の働きやすさを向上させるための対策を実施する。

 

5月20日に気象庁から発表された6~8月の「3カ月予報」では、平年より高温となる見込みのため、屋外で働く人々にとって過酷な環境となることが懸念される。とりわけ、ラストワンマイル配送を担うデリバリークルーは、屋外での作業や移動が日常的に発生するため、暑さによる身体への負担や熱中症リスクが非常に高い状況にある。

こうした状況から、同社ではデリバリークルーの安全と健康を最優先に考え、配送現場での暑さ対策を一層強化し、誰もが安心して働ける環境づくりを推進していく。

具体的な暑さ対策および働きやすさ向上施策は以下の通り。

・「ファン付き作業着」の導入
ファンで服内に外気を取り込み、汗を蒸発させて体温を下げる仕組みを備えた「ファン付き作業着」をデリバリークルーに支給する。

・「猛暑日手当」の支給
本社所在地の千葉県千葉市で最高気温が35℃を超える日に勤務した場合に支給される。

・水分・塩分補給を支える環境整備
全拠点にウォーターサーバを設置し、塩飴を配布する。

・全拠点長が「熱中症対策アンバサダー®」の資格を取得
大塚製薬が主催(特別協力:独立行政法人環境再生保全機構、後援:環境省・文部科学省・農林水産省)する熱中症対策の講座を修了し、認定される「熱中症対策アンバサダー®」を取得することによって、正しい熱中症対策知識の普及に努めるともに、熱中症への予防および適切な対策を実施する。

・WBGT(暑さ指数)測定器の設置
全拠点にWBGT測定器を設置し、基準値を上回る際には、現場での熱中症予防対策を徹底する。

・毎日の厳重な健康チェックの実施
配送出発前には、血圧計や体温計を用いた健康チェックを実施する。体調不良が確認された場合は迅速に対応し、無理な業務を避ける体制を徹底する。

 

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