ライフnews|「第六次中期計画」売上高8000億円・経常利益100億円目指す

(株)ライフコーポレーション(大阪市淀川区・東京都中央区、岩崎高治社長)は、2018~2021年度を対象にした第六次中期計画を発表した。

「第六次中期計画」では、同社が目指すべき姿を「ライフらしさ宣言」として明文化し、「ライフブランド」を確立していく。

「第六次中期計画」の初年度である2018年度は、売上高7000億円(前期比6.3%増)、経常利益110億円(12.4%減)を目標とし、同計画の達成に向けて「土台づくりの年」とする。

人手不足の影響で人件費、配送費、原材料費が高騰している昨今、必要なコストを吸収して利益を上げるために、売上高を拡大していくことでカバーする。新店舗を10店開店することで、ドミナントを強化する。改装にも47億円を投資し、老朽化した店舗に手を入れて既存店を活性化する。

また、店舗の人員体制を厚くし、店舗主導の経営にシフトすることで、従業員がやりがいをもって働けるようにする。

人への先行投資として、2018年の春闘では、正社員の月例賃金を基本給のベースアップと定期昇給の合計で3.86%引き上げ、ES(エンプロイー・サティスファクション)の向上も図った。

さらに、物流・プロセスセンターの再構築を進めており、首都圏については昨年度に完成したが、近畿圏については今年度から具体的に取り組んでいく予定だ。

最終年度である2021年度には、「お客様からも社会からも従業員からも信頼される」事業体として、売上高8000億円、経常利益100億円を目指す。

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