ファストフード従業員、米各地でスト敢行

「ファストフード店でのアルバイト時給は低い」
この認識は日本でもアメリカでも同じようだ。

マクドナルド、ケンタッキー・フライドチキン、
バーガーキング、ウェンディーズなど、
アメリカの大手ファストフード店の従業員が

7月29日、7都市同時にストライキを敢行した。

ニューヨーク州ニューヨーク、
イリノイ州シカゴ、
ミズーリ州セントルイス、
ミシガン州デトロイト、
ウィスコンシン州ミルウォーキー、
カンザス州カンザスシティ、
そしてミシガン州フリント。

彼らの要求。
会社は増益を繰り返しているのに、
それが従業員には全く反映されない。
公的な生活支援に頼らざるを得ない。
最低限の生活水準を保つため、
時給を15ドルに引き上げることを要求する」

現在、ニューヨークの最低賃金は時給7ドル25セント。
日本円に換算すると、約710円。
ちなみに東京都の最低賃金は850円。

物価が高いニューヨークでこの賃金では、
生活が苦しいのもうなずける。
家族持ちならなおさらである。

しかし、いくらファストフード企業が
増益を記録しているとはいえ、
いきなり倍額の要求はどうなのか。

オバマ大統領は先週、
イリノイ州ゲールズバーグでの演説で
「連邦の定める最低賃金は9ドルに
引き上げられるべき」と言及している。

要求の15ドルまで引き上げられるのは
難しいかもしれない
しかし最低賃金上昇は見込める。

就業をボイコットするストライキは一日のみだったが、
要求が聞き入れられるまで、
従業員たちの戦いは続く。

 

検索キーワード: アメリカ ファストフード 最低賃金 ストライキ

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