アマゾンnews|AmazonGo1号店年商486万ドル/セブン-イレブンを上回る?

レジレス店舗のAmazonGo(アマゾン・ゴー)は現在、すでに6店舗がオープンしている。シアトルに3店、シカゴに2店、サンフランシスコに1店。そして3年以内に3000店をオープンすると報じられている。

そのAmazonGoの1号店を調査したブリック・ミーツ・クリック社は、店舗面積平方フィート当たりの年間売上高は2700ドルであると推定している。

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面積は1800平方フィート(167㎡)だから、店舗売上高は年間約486万ドル。1ドル100円換算で4億8600万円。現時点の114円換算ならば5億5404万円。

1㎡当たりに換算すると約2万9000ドルになる。米国食品マーケティング協会(FMI)の調査では全スーパーマーケットの1㎡当たり売上高が2016年段階で4533ドルだからそれを大きくしのいで、約6.4倍となる。

日本のセブン-イレブンは2018年2月期決算で、全店平均日販が65万3000円。年商2億3845万円だから、AmazonGo1号店は1店舗当たりその2倍強といったレベルとなる。もちろんAmazonGoの店舗面積はセブン-イレブン平均の1.7倍くらいだから、生産性は20~25%くらい上回るということになる。

1号店はシアトル市のアマゾン本社に隣接しているし、視察、見学、物見遊山の顧客が極めて多いから、単純には比較できない。

しかし水準はクリアしたと考えることができよう。1店当たり投資額は、開発投資予算が含まれる1号店とは比較できないほど低い。3000店構想も実現性を帯びてきた。

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