ターゲットnews|遅ればせながらマーケットプレース「ターゲット+」を開始

アメリカのディスカウントストア第2位のターゲットは、eコマースのマーケットプレースとなる「ターゲット+」を本格的に開始する。

「ターゲット+」では参加する第三者セラーを同社の基準で選考していく。つまりプラットフォームに出店するメーカーやベンダーをターゲットの眼でふるいにかける。これは社会的に問題となるような商品の販売を未然に防ぐことを目的にしている。

扱う商品は家庭用品、玩具、家電品、スポーツ用品などが中心となる。これもターゲットの店舗の品揃えの中で、ウォルマートなどと強力に差別化できるカテゴリーである。すでにSVSports、Mizuno、 Kaplan Early Learning Company、 Serenity Health & Home Décor、Music123などの参加が決まっている。

顧客の購買動向を見ながら新しいセラーを加えていく予定だが、ウォルマートやアマゾンに比べて限定された品揃えでのスタートである。だからこそターゲットのポジショニングにふさわしい出店ブランドが必須となる。

マーケットプレースを利用する顧客は、ターゲット店舗で購入した場合と同じように、ハウスカード「REDカード」を利用した場合の5%割引きや、無料配送、店舗への返品といった特典を受けられる。

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