Lブランドnews|第1Q売上高26.3億ドル・0.1%増/純利益15.3%減
米国アパレルファッション第2位のLブランドが5月4日で終了した2019年第1四半期決算を発表した。
ビクトリアズ・シークレット、バス&ボディー・ウォークス、ピンクなどを傘下に持つLブランドの総売上高は26億2900万ドル(1ドル100円換算で2629億円)、前年同期比0.1%のプラス。純利益は4026万ドル、15.3%マイナスだった。
既存店売上高はビクトリアズ・シークレットが5%マイナス、バス&ボディー・ウォークスが13%プラス、全体では横ばい。
オンライン販売を含まない店舗だけの既存店売上高ではビクトリアズ・シークレットが7%マイナス、バス&ボディー・ウォークスが7%プラス、全体では3%マイナスと なる。
今期ビクトリクアズ・シークレット35店舗とバス&ボディー・ウォークス3店舗、国際部門では2店舗のビクトリアズ・シークレット・ビューティー&アクセサリーを閉店した。また、ピンクUSを1店舗、ビクトリアズ・シークレット・ビューティー&アクセサリーを国際部門で2店舗新規開店した。
その結果、5月4日時点の店舗数は2920店(国内2841店、国際部門79店)となった。
ランジェリービジネスはこのところ低迷が続いており、Lブランドの利益もバス&ボディー・ウォークスの売上げ増によるところが大きい。変動の多いアパレル業界にあって比較的安定しているとはいえ、ビクトリアズ・シークレットの売上げはLブランドの総売上高の57.5%に当たる。今後それをどう改善していくかが課題である。